第178話 懸念の現実化
「何でそんな回りくどいやり方をしているのか謎ですけどね」
「うーん、こうにゅーあいてはダーパだよ」
「…………」
ベリアルはクリストティノスの国を利用するのも上手と視える。おそらく、身分を隠して購入しているだろう。
恐ろしいことをする女性だ。超大国すら手玉に取っている。
「どうした? 黙って。何かまずいことなら説明しろ」
「世界最強のキリスト教国の頂点に立つ人物の直轄機関です」
ダーパとなるとなる未知の兵器があってもおかしくない。
「ふえ? そらにアロンがあるみたい」
「何?」
ファウストは訝しむ。
「ウリエルさん、軌道上のアロンが僕らの真上に到達するのはどの位時間あるの?」
「あしたのあさだねー」
「ファウスト卿! 即座にエルフ族かドワーフ族と連絡を取って下さい!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます