第162話 本当に何でも出来る王だ
「戯曲や舞台装置が発展した様なものです。この水晶から色々な劇を見たり、本を読めたり出来ると思って頂ければ。と言うか文字を読めるのですか? そちらの方が驚きなのですが」
「解読スキルを使っただけだ」
ほーんと、何も隠しごとが出来ないね。
この王様はまさしく世界の支配者だと思う。
「うん、と言うことは金の使い道はこれなのかな?」
「これが金とどう関係するのだ?」
「この機械そのものが造る過程で金が必要でして。後、この水晶の向こう側には何億もの人々と交流が取れる手段がありまして。商取引をする際にも金は有効かと」
実際にメランコリアさんはそんなことする人じゃないが、今はこの説明がしっくり来るとしか言い様がない。
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