第161話 奇妙な部屋

「うむ、それにしてもこの金の使い道がさっぱり分からん。城塞都市との交易への支払いの為に使うのか?」


「さあ、見当もつきませんね」


「考えたところで仕方ないか……先を行くか」


 先に進むとおかしな部屋を見つけた。


 何て言うか電子音が鳴り響いているのだ。


 誰もいないのを確認して部屋に入る。


 部屋にはなぜかノートパソコンが置いてあった。


「何だ、これは……登録者百万? これは何だ? ファルマコ殿」


「極めて高度な機械です。色々なことが出来ます。これは動画サイトの登録者数ですね」


「動画サイト?」

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