第30話 流行にはいつだって乗り遅れる

 すみません今回はオタクの叫びです。なまぬるーい目でせせら笑ってもらえたらと思います。


 流行には乗れないんです。いつも話題になってるタイミングから遅れて気になり始めます。今は五条先生で大変なことになっておりまする。


 わたし最近ちょっとカクヨムさんに低浮上なんですが、大きな理由がふたつあります。

 ひとつは五条先生に見事にどハマリしてしまったこと。もうひとつは、目ん玉がなんだか様子がおかしいこと、です。

 ひとつめのことはたっぷり書くとして、ふたつめのほうのこともちょこっと書いておきますか。なんかねえ、世界が上下に細かく揺れるんですよね。あ、いつもじゃないですよ、ほんの時々です。まあ本当に揺れてんのは世界じゃなくてわたしの目ん玉だと思うので眼振ってやつなんでしょうかね。めまいとはなんか違う感じです。頭がぐらぐらするわけではなくて、純粋に視界が揺れる、ぶれる? みたいな感じ。原因はわかんないです。眼科はこわいので絶対に行きたくありません。お目めが疲れてるんでしょうかね〜。


 そんなことよりも五条先生なんですよ。目ん玉の異常も彼が原因な気はしなくもないのですが、まあ素人判断だし知ったこっちゃないです。

 『呪術廻戦』って漫画をご存知ですか。ほんとスマホがボンクラすぎて「廻」って字が出てきやしねえ腹立たしい。なんかねえ、呪いと戦う感じのお話です。

 今映画が大人気みたいですね。観たいです。2〜3年前くらいにアニメがやってたみたいです。わたしその当時はまったく観てなくて、タイトルだけ知ってました。

 わたしはフットワーク軽いタイプのオタクではないので、あっちもこっちもって幅広く浮気できないんですよ。その当時は『鬼滅の刃』に脳みそ持っていかれてたので、他の作品なんて見向きもしなかったのです。

 そんで今、映画の宣伝でいろんなところでコラボとか見かけるんですよね。年末にアニメの再放送をやっていました。全24話のうちの、1〜7話分。録画して観てみたんですよ。

 スコーンッ!! とハマりました。五条先生に。


 そういうお名前のキャラクターがおるのです。黒い布とかでお目め隠してる銀髪の人です。主人公たちの担任の先生なんですが、なんか、いろいろ最強なんですよ!

 なんか無駄に強い。おかげで態度に余裕がある。攻撃がいちいち格好いい。そしてやたら顔がいい。くちびるがなぜかひとりだけ謎にぷるぷる。隠してるお目めが見てみたら文字通りのキラキラ。スタイルもいい。性格も絶妙に悪くてどストライク。なんだこれ。みたいな人がね、出てくるんです。初登場の瞬間から見事にやられました。


 比べることに意味はありませんが、『鬼滅の刃』は人間臭さが魅力のひとつでした。でも『呪術廻戦』はちょっと違って、青臭くて人間離れした感じ。その中でも一番人間に見えないタイプの人が五条先生なんですが、わたしはその年末にやってたまとめアニメを観たおかげできれいにすっぽりと足を沼に取られまして、今絶賛沈み込んでる最中です。


 オタクだもんですから、ハマったらもう一直線ですよ。少ない空いている時間に無料公開してた原作漫画を読み漁り、足りないところはウィキペディアやネットニュースで補い、観れてなかった部分のアニメを探し出して全話視聴、声優さんのラジオを聴き漁り、果てはピクシブさんに常駐。映画観に行きたいなあと旦那に向かってつぶやいてみております。シカトされてますけど。笑

 先日「ちょっとお買い物行ってくるね」と言ったら下の子くんに「えーが見にいくの〜?」と可愛い声で言われました。行かねえよ! 買い物だっつってんだろ! 映画行くときはおまえも道連れだぜ!! 下の子くんは母に影響されやすいので、下の子くんも五条先生のファンなのです。


 そこに足すようにしてカクヨムさんでヨムヨムしつつアルファポリスさんにもちまちま出しているので、目をとんでもなく酷使している自覚はあります。でもこれはもうオタクの性なのでどうしようもないのです。禁断症状でストレス溜めるのと目を駄目にするのならわたしは後者を選びますわな。ハマりすぎて落ち着くタイミングがあるのを知っているのです、一時的な発作みたいなもんです。飽和状態までいけばそのうち落ち着くのです。そしてまさにちょっと落ち着こうと思ってこの記事を書いてみています。効果あるのかしら。


 なーんて書いてたら子どもらが帰宅してしまいました。あーん残念。そういえばわたしったらご飯食べるの忘れてます。でも帰ってきちゃったから宿題の手伝いしなきゃー!! やだあー!! わたしのばかあー!!

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