第7話 アルシス
レオに背負われたまま森を出て行くと草原の中に道が見えて大きな壁の所まで続いていて反対側は、地平線まで続いている。
道につくと沿って行くと壁に近ずくと門前に人盛りができていて数人の兵士が中に入る手付きをしながら中に入ってる。
周りを鑑定しながら門の方に近ずいて行くとこちらに気がついて
「オルレアン様。狩りは、どうでしたか?」
鑑定でこちらに声をかけてきた男を見てみると十代後半ででレベル12の兵士だ。スキルもフェルシアン語と後二つだけで体術と剣術だけで両方ともLv.3しかない。
「ワイルドベアを狩ってきたぞ」
「すごいです大物じゃないですかお疲れ様です」
衛兵のお兄さんが、ものすごく驚いてますけどやっぱしあの熊強かったんだ。
それを一撃で倒すレオも大概なんだろうな。
「あのオルレアン様それで背中の子供は ?」
自分に気がついたみたいでこっちを見てくると
「この子か。ワイルドベアに襲われていたのを助けたが、自分の名前以外覚えていないらしい」
「それは、大変ですね。」
なんだか懸命になってもらってるけど心苦しいな。
「それで鑑定石板を使わしてもらうよ」
「わかりました。詰め所の方までどうぞ」
門の横に建っている小屋に案内されると中には、十人ほど男がいて何か書いていたり話をしていたりしていて鑑定では、一人以外は、先ほどの兵士と同じぐらいのレベルでスキルもフェルシアン語以外1つから3しか持っていない。
中に入ると何人かこちらに気がついて椅子から立ち上がって敬礼をしてくると皆こちらに気がついて立ち上がり敬礼してくると一人だけレベルが24の騎士が近ずいてきて眼の前で敬礼すると
「団長お疲れ様です。どうかなされましたか」
するとレオが兵士と話した内容をこの騎士にも話すと
「わかりました。どうぞこちらへ」
すると部屋の奥の方に案内されると台においていて上に四角い石の板に真ん中辺りに水晶みたいな丸い水晶が付いたものが置いてある。
鑑定してみると『鑑定石板』出ている。
レオが、台の前まで歩いて行くとしゃがみこむと背中から降ろしてもらうと自分の今の身長では、届きそうでは、ないので今度は、両手で抱えるように持ち上げてもらうと
「嬢ちゃん。両手を石板に乗せてごらん」
は〜ここでもお嬢さんですか。
さすがにこの顔と体だと女の子と間違えられるからな。
それにしても先ほどから騎士は、爵位と苗字を持っていて兵士や並んでいた人達は、名前だけ苗字を持っていないから普通は、貴族だけ苗字が持てるのかな?
面倒がないように名前を変えとくか。
両手を石板に乗せると水晶が淡く光って半透明なディスプレイが浮かび上がり見慣れない文字が、浮かび出てきたけどギフトのおかげで読めるようになってるかか内容が名前 で『ユート』レベルが1で 『人種 人族』『性別 男』『 年齢 3歳』
となっていて他には、『階級なし』『職業なし』『処罰なし』と内容が読み取れると横から騎士と頭の上からレオが見てくると
「男なのか!」
「本当に男だったんだな」
ハイ。
男ですよ。
「こんなに可愛らしいのに男の子なんてな」
「それにしても身元がわかるような事は、載ってないな」
「団長どういたしましょうか?」
レオが、考え出すと
「ひとまず教会に行って来るから親がみつかるか身元がわかったたなら教えてもらえるか」
「わかりました」
騎士の人が頷きレオが自分を降ろして
「坊主何か思い出したら教えてもらえるか。それまでうちにいていいぞ」
手を頭に置いて撫でてきて
「後は、頼んだぞ」
「ハイ」
また背中に乗せてもらって詰め所を出て門をくぐると少し開けた場所になっていてその先から建物が立ち並んでいて石材や木材、レンガなどで作られていそうだ。
道には、よれよれな服装やしっかりした服装の人や武器に鎧の姿をしている人々が行き交っている。
その中には、頭の上に
「ケモノ耳だ」
「何か言ったか」
「いや何も」
お〜ファンタジーだ。
お尻の所には、犬猫の尻尾や中には狐っぽい尻尾の人もいる。
さすが異世界。
鑑定で見てみるとほとんどの人が階級なしで鎧の姿をしている人達は、職業が冒険者で剣士や槍士とかの戦闘系の職業でローブを着てる人達が魔法使いになっている。
ゴールドやブロンドとか色々な冒険者がいる。
町の中央の方に進んでいきながら鑑定で見てみると剣士、槍術士、衛兵、商人、弓使い、大工、娼婦などがいる。
うん最後のは、気になりますね。
ぜひ行ってみたいですね。
でもこの体だと後は十数年間無理だな。
それと奴隷もいた。
奴隷の格好は、ボロ雑巾みたいのを着てたり普通の人と同じような服装もいる。それに金属の首輪をしている。
してない奴隷は、透視で見ると背中とか体のどこかに魔法陣見たいのが、描かれている。
しばらく進んで行くと大きな白くてきれいな建物で大きめなドアが付いている。
「よしついたぞ。中には入るか」
目的地に着いたみたいだ。
レオがドアに手をかけて開けると中に入って行く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます