1930年代の各国の姿

貴方これHoi4のMODにした方がいいんじゃないですか?

-Discordの友人-


アメリカ連合国(コンフェデレートステートオブアメリカ)


南北戦争で死に損ねた結果世界に恥を晒す分断国家として生き続けるしかない死人の国。

なまじ生きる方策を成功させると全てが最悪に向かっていく可哀想な国家。

人的資源もねえ、工業資源もねえ、接してる奴らは全員キ印の狂人、味方はどいつもこいつも頼りになんねえ。

バトル物特有のインフレが事実上発生しえない国力しかない、こうしてみると我が祖国はかなり恵まれていると実感する次第、明治の大帝に頭が下がる。



主人公国家だが生き残ろうともがけばもがくほどより苦しくなる佐藤大輔メソッドを採用されてるので楽しくない国家。

作者からも「お前ら滅んだほうが幸せなんじゃねーの?」と考えられている。



アメリカ合衆国


ファシズム政権、もしくは国家復讐主義とでも言うべき思想に取り憑かれた新大陸の悪役1号。

例えどんなにくたびれようと彼らは発展するポテンシャルが存在し、どんなに弱れど幾らでも復活しうるので本当に凄い。

実は更に変態してもっと凄くするつもりである。

太平洋諸島は完全に存在せず、米西戦争も起こらず・・・大戦にも参加できず時代の敗北者である。

だがそれでもペリーの無能な経済政策から作られた歪極まる軍需偏重による強大な陸海空三戦力を吐き出してくれるだろう。

・・・なんで本土の三分の一を削っても特に困らねえんだよ。


ちなみにトロツキーが赤色革命を起こしてアメリカ共産党を乗っ取り滅茶苦茶にするつもりだった。

しかしファシストのがネタが多いしこれのが良いかと考えてファシストにした。


メキシコ(中南米人民共和国)


トロツキー、カムバック!から端を発するサパタ政権メキシコ社会主義政権サクセスストーリー中のメヒカン。

パナマ以外の中米全てに共産革命ドミノ喰らわしソビエトを結成、たまげた国家が現出した。

「アメリカ帝国主義に死を!資本主義は出ていけ!俺たちに綿花農園はいらない!」を合言葉に各地で拡大中。


ちなみにドクトリンは人民遊撃戦、全体主義だがスターリン主義じゃない。

この世界における中国共産党(中ソ対立後の姿)の枠であり、多分将来滅茶苦茶発展しそう。

でもトロツキーの主張永続革命で無制限に革命輸出なんだよな・・・。



怖いなぁとづまりすとこ。


ISAF(独立南アメリカ連邦)


メキシコ革命とアメリカ合衆国ファシスト政権化による棍棒外交を恐れた南米各国が独立を守るべく相互同盟を組み、日英協商と結託した姿。

しかし身内すら纏めれておらずベネゼエラ・ブラジル・ペルー・グアテマラ・コロンビア・アルゼンチン・チリなどがみんなで好き勝手言い合いしている。

だがそれでもベネゼエラの石油、ボリビアの鉄鉱石、アルゼンチンの食糧などで稼いだ外資を上手く回しており、寄り合いながら上手く努力している。


連邦軍はISAFと呼称されているがイギリス式のブラジルとドイツ式のアルゼンチン・ベネゼエラでドクトリンがガバガバである。


大日本帝国


原作よりはまともというか、多分この世界では日英が世界の良識人枠なので突然ファシズム政権になったりはしない。

この世界はジョージ6世と昭和帝が現実の更に数倍精神的にクソ強いメンタルしているんじゃねーかな・・・。


東北地方問題、貧困、軍事への偏重、外交関係の失敗、大陸との軋轢が重くのし掛かる。

それでも問題はあるが、民主主義の火を絶やさない様に努力している。

正直この世界の日本は原作より日本人が戦争で死んでいくだろうし、経済的に明るくないだろうし、現実の様にアメリカの強力な庇護下で自由主義の果実を喰うことは出来ないだろう。

何故なら彼らは無理矢理に自衛するしかないからだ。



検閲とかは多分ガバいからこの世界の日本創作文化は現実とあんまり変わらないかもしれない。

どうせ手塚治虫がなんか描く。



大英帝国


世界の民主主義と自由を守る自由主義陣営盟主と化したブリテン島。

ドイツもこいつも全体主義者、イギリス労働党も私権制限を叫ぶしチャーチルも叫んでる、そんな中でどうにかしなくてはならない彼の国の明日はどっちだ。

原作より人が死にまくったので植民地独立を率先してやって英連邦に組み込むスタイルに切り替え、植民地統治に固執しない姿勢で差をつけている。

しかしそれは面倒をみる範囲の縮小を意味しなかったので、なんか最近よくわからない日本との関係も大事にしている。


この世界一応は英国病にはならなさそう。




ナチスドイツ


世界のフリー素材、美大に落ちただけで総統になった男、一生世界史の晒し者、歴史における野獣先輩ことちょび髭の帝国。

ただ史実と違い親衛隊が結成され突撃隊がかなり穏健に発展解消され、エルンスト・レームがくたばらなかった。

つまりしゃちほこばった行進してポールダンスしてユダヤ人弾圧してるホモが大量にいる、ソドムとゴモラか?

原作より第一次大戦で人が死にまくり、スパルタクスや国旗団が暴れ狂って1920年が事実上ドイツ内戦と化していたので、ちょび髭支持者はかなり多い。


ちなみに国防軍史観不採用なのでこの世界の国防軍はナチス同等レベルの倫理観しかない。

ゲオルク・エルザーなんとかしろと言いたいがそのあと出るのがテールマンとかの時点でこの世の終わりだ、アホのバカイザーのが平和主義的だからマシじゃねぇか。



イタリア


ドゥーチェムッソリーニの新たなローマ帝国。

実は原作より発展しているが、ドイツの伸長は正直嫌っておりストレーザ戦線による英仏伊というより英国との共同歩調を望んでいる。

というのもイタリアの中核州と呼ぶべき失われた領土はドイツの主張と被るし、そもそもファシズムは単なる民族主義と差別主義ではないからだ。

というかそもそもムッソリーニ多分そこまで考えて右翼してないんじゃねーか?


ドイツと共に反共運動を熱烈アッピルする事で教皇庁と共に中欧や東欧に外交しながら国内立て直す。

少なくともこの世界のドゥーチェは逆さ吊りにされないだろう。



フランス


一応まだ第三共和政、政権最短8日、セミよりマシなだけ、平均政権生存期間2ヶ月、タンクデサントよりはマシ。

原作からして大事件まみれで正直言って私の知識が無いのもあり政治的準内戦(本当に準か?)を延々としてもらうことにする。

今日も議会に響くよ擲弾兵の鬨の声。


しかし史実通り反独主義者も多いが、最大手がモスクワ製売国奴フランス共産党なのでナシオン・フランセーズや火の十字団とかは反共親独路線を支持中。

テロ!自殺!ストライキ!デモ!暴動!不況!クーデター!政権崩壊!フランス壊れる!

多分異世界ボナパルトするしかフランス纏めるのって無理じゃねーかな。



新中欧同盟(ポーランド・ルーマニア・バルト・ユーゴスラビア・ドナウ連合)


ナチス主導による反共軍事経済同盟を主軸とする新たなる中欧同盟。

1920年代にちょっかい出したらトハ助とブジョンヌイに殴られ亡国になりかけたポーランド、カルパティアの向こう取られそうなルーマニア、小銭のバルト、協商がアテにならないので加盟したユーゴが主な構成国。

またパプスブルグ中心の連合国家になって帰ってきた二重帝国や、オブザーバーとして英国との仲立ち担当のイタリアなどがいる。

ソビエト連邦やコミンテルンの脅威論により世界各地に支持者が存在しており、イギリスファシスト連合のモズレーなどからも支持されている。


当然ファシストであり反共の合衆国とも仲が良く、ポーランド海軍新型駆逐艦計画などにも関与したり建艦受付を合衆国がしている。



ソビエト連邦


いつもの赤いお熊さん、筆髭とベリヤが今日も人を殺します。

しかしながらこの世界でもロシアを農業から工業に切り替えた手腕は確かであり、全体主義体制とはいえ強力な政権を確立した功績は変わらない。

ケレンスキーはアラスカ送り、トロツキーはメキシコに逃げた、国内のジノヴィエフとかカーメネフとかは裁判で死刑にしたしブハーリンもヤゴダもエジョフもフォトショした。

一国社会主義で現実見ながら共産主義をやっていこうというリアリズムとかは私は好きなんだがなあ。


しかし接している国家がドイツもコイツも敵対的、なんなら生まれた時以来敵まみれなのでソビエト連邦政府の明日はどっちだ。

ちなみにあまり知られていないがロシアは割とカジュアルな感覚でユダヤ人ホロコーストする、ポグロムと言う。

まあスターリンは全人種全てイジメ抜いたのでヒトラーよりすごいな!。



大清帝国


ドラゴンはまだ滅びんよ!中華は蘇るさ!強い中国こそアジアの希望だからだ!

立憲君主清朝皇帝を大義名分に原作の国民党をさらに強化し、正当性を持たせてみた。

実は日本からの援助を受けており中華の安定化を望まれている事が、安定化による租界の廃止を願っている。

本編途中から起こるとある事で事態は色々ややこしくなっていく。


史実通りニッケルなどを産出するためにドイツから多数の援助を受けており侍衛隊はシュタールヘルメットや漢陽88式などではなくKar98などを装備している。

またアメリカ連合国から外資獲得と試験的に購入した中戦車ボーレガードも購入、運用している。



【あんまり出ない国家】


満州共和国


これは満州族の地域、日本は保護の支援しかしてない、わかったか。

という暴論で防波堤として建国したは良いが関東軍は薬どころか毒にしかならねえので本当に困った。

コイツらが好き勝手するが満州くれてやるにもソビエトに取られるとそれはそれで困るからなお困る。

仕方ないから日本軍は国境摩擦と伸びるインフレと軍事支出を抱えるのだ。


ハワイ王国


一応独立国、一応ハワイ王国。

しかし国力ガバガバなので正直属国である。

帝国海軍ハワイ軍港真珠湾鎮守府の赤煉瓦が今日も太陽に照らされ、日本軍とイギリス兵が半袖半ズボンの夏季制服を手放すことはない。

お陰で島中セーラーまみれである。



樺太シベリア共和国亡命政府


コルチャーク提督が落ち延び北樺太の支配を正当化するために建国されたパペット。

普通にこの世界の国家に善人は居ないのでこういうのは日常である。

かつてのロシア帝国太平洋艦隊一部などが参加してはいるにはいるが、こんなポンコツいるだけで無駄飯食いである。

日進はあんなに頑張ってるのにな!


正直日本政府から「ここまでしてココいる?」とか言われている。



大日本帝国朝鮮独立準備政府(コリアン・コモンウェルス)


三一運動とその原因となった人種差別撤廃条約及び民族自決の権利から日本が渋々要求を認めて現在準備中の独立準備政府。

元ネタはアメリカのフィリピン独立準備政府。

しかしながら独立しても今後99年の在韓日本軍基地土地借用などが規約でつけられた。

ただその結果抗日ゲリラは急速に衰退していく事になり東北抗日聯軍掃討作戦が強化され、朝鮮人独立派は穏健路線に鞍替えする事となる。



アラスカ・ロシア臨時政府(ケレンスキーロシア臨時政府)


史実じゃ崩壊したケレンスキーロシア臨時政府がアラスカで生き残った。

実はアメリカに売られておらず革命時にカナダが進駐、そのままケレンスキーが20年代にフランスから渡って政権を設立した。

設立したはいいがアラスカには人口より熊のが多いからある意味自由主義政権に至る。

接している全ての国家から攻める価値すら無いと考えられており、アメリカ合衆国からは「アラスカって何処よシベリア?ほらこんなもん」となんとも思われてない。

多分アメリカ連合国より大事に思われてない北米唯一の存在だが、アラスカって史実だと1948年に大油田が見つかるのである・・・。


ケレンスキーの未来は明るい!


日本南洋及び太平洋諸島と比島連邦政府


トラック諸島やミクロネシア、比島やハワイなどを含めたスペイン領の元植民地。

要するに島の寄せ集めでありとりあえず体裁のために独立の形態を取らせている。

シーレーン防衛のために日本海軍の根拠地が幾つか作られているが、正直この世界の日本人は南進する理由もねえのだ。

多分今村くん呼ばなくてもどうとでもなるので文民統治で行われているだろうし、史実の食糧収奪とかやらかしてないから多分抗日運動凄い薄そう。

多分5年か10年せんうちに朝鮮よりさらにゆるゆるで独立させてそう、管理しきれん。



モンゴル反共部族連盟


自分をチンギスハーンの生まれ変わりと信じ込んでるウンゲルンが日本の支援でまとめ上げた蒙古軍閥。

しかしながらこの狂った狂男爵、白衛軍の黒男爵はまことの狂人であり、辻ーんすら真顔でどん引きする。

その結果制御不可能な怪物になり漢人満州族その他もろもろ手当たり次第略奪するマジの化け物になった。

国際社会で日本が白眼視される原因にすら発展し、大陸との軋轢の原因でもあり、極東地域の赤軍をピリつかせ、満州鉄道の安全を脅かす。



酷いのがウンゲルンがマジで実在する事である。



フィンランド


実はあんまり出ないが、その登場回が世界をさらに引っ掻き回す存在になる爆弾。

この世界だとなんでも良いから武器くれ定期と叫んでいるがナチスの連中が今ソビエトと対立の先鋭化を望んでないとか言って武器くれないので協商に泣きついている。



アラブ連盟


イェルサレムを首都とするイギリスの新たな中東統治植民地。

国家で言うイランイラクを除いて中東ほぼ全てが統合され独立しており、スエズ以外の領土を引き継いでいる。

しかしながらシオニストによるユダヤ人のテロなどが発生しており、イギリス憲兵と共に"勧善懲悪省"が走り回っている。

ペルシア人とかが国家持ってる間は早々崩壊しないだろうしこの世界だとISIL多分生まれないんじゃねーかな・・・。

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