64皿目  ベーコンエッグ

 ハムエッグも嫌いじゃないが、断然ベーコン派。


 バラベーコンは長さがあるので半分に切り、フライパンに「二」の字に並べ、その間に卵を割り入れる。くっつかないホイルを使うとフライパンの手入れも簡単だし、ホイルを立てれば必要以上に卵が広がるのを防ぐことができる。目玉焼き部分の焼き加減はお好みで。自分は柔らかいのが好きなので、蓋をして加熱し、黄身をうっすら覆う白身に火が通り、ピンク色になってすぐ位が好き。


 1人のときじゃないと絶対しないお行儀の悪い食べ方だが、自分はまずベーコンが外せそうなら外す。それを細切れにして、箸で割ったとろとろの黄身につけながら食べる。おかずよりはつまみに作るので、ちょびっとずつ食べたいのだ。この食べ方だと、半ばまで平らげたころには冷めてしまうのが玉に瑕。おかずにするのに味が足りない、という場合はまぁご自由に塩コショウ、ソース、醤油とかけたらよろしい。自分はコンソメとか鶏がらとか、スープの素をぱらぱらかけて味付けするのが最近のマイブーム。旨味が強くておいしいぞ。


 自分はベーコンを多めに買ったときなどは2つ折りにして冷凍しているので、まずベーコンを加熱し、溶けて柔らかくなってきたら箸などで二つにわけ、二の字にして卵……という手順を取っている。冷凍ベーコンはスープや炒め物などいろいろな料理に仕えて非常に便利なので、ぜひ諸君らもベーコン安売りの際には保持しておくべし。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る