第2部
第4話 黒にのみこまれる
黒にのみこまれる
全ての記憶 屍 世界
光も 心も
小さく砕けて消滅していく
砂粒よりも小さくなり
意味のないものへ変わっていく
あなたが遠くで笑っていた
私も隣でほほ笑んでいた
新しい夢を語っていた
次にしたい事を決めていた
けれど それは もう意味を成さない
幻に消えた
幻想となった
想い追っても
何も刻まない
黒の真ん中へ
みんなみんな のみこまれていく
覚えていたいぬくもり
口にしたい言葉
あなたの肩を叩いて笑いかける
それはもう現実にはない
ただの幻想にすら成り果てれない
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