第2話
「あなたは転生者に選ばれました」
すごく簡単にそう言われた
「……八?………8?……はっ?」
突然そんなことを言われたら脳の機能がフリーズ
思考もバグるのはきっと誰だってそうだろう
「あなたは転生者に選ばれました」
2度言われた
「今なんて?」
どうやら俺の脳は非常にスペックが悪いらしく
未だに「はいそうですか。」と素直に理解ができないらしい
「お前は転生者に選ばれたって言っとるじゃろ
なんで理解出来んのじゃアホ」
3回目で普通に悪口が飛んできた
「いや、しかし〜じゃ 系女神様か…うん悪くないそして何より背も胸も控えめsサイズ銀髪ロングなのがなんか初見だとしっくり来ないけどいつかくるからいいとしてちょっと格好がエッチだよなぁ…なんかペラッペラでめちゃ長いのキャミソールみたいなやつだけってなんですかそれパンツ履いてるんですか見えませんかそういうのはちょっと見た目が見た目だから犯罪臭がすごいのでやめて欲しいところではあるけど可愛いからいいかいやでも俺はロリコンじゃないしでも可愛いからいいのかでも俺はロリコンじゃないしでも可愛いからいいのかでも俺はロリコンじゃないしでも可愛いからいいのかでも俺はロリkッ…」
脳内で1人話そうとしていたことがそのまま口に
出ていたらしく
ただの気持ちの悪い妄想マシーンとなっていた俺は
顔を限界まで真っ赤にした銀髪ロングのエチ可愛幼女(女神?)に無音で弾き飛ばされた
さすが女神(?)というだけあって魔法的な何かは当たり前に使えるらしく無音で吹き飛ばされた挙句
顔面の方をボコボコにされたのも納得がいった。
「…き……い……」
顔真っ赤銀髪ロングエチ可愛幼女(女神?)
略して幼女(女神?)はドシドシと地団駄を踏み
めちゃくちゃ怒っていた
「ぶち殺す………こいつ…殺す…絶対にココデコロスコイツハココデコロスゼンセモライセモノロウ…コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」
もうやばい殺意がやばい(語彙力)
俺どころかこのまま色々ぶち壊しそう
なんかもう聞いたことの無い言語で
何か唱え始めてるし
正しくあれだなと 意外と冷静だった思考が
ここで言うべき言葉を脳内から掘り起こしてきた
「あの〜俺、何かやっちゃいました?」
その後彼の姿を見たものはいないという。
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