第二話への応援コメント
初めまして。短編ホラーを探しにきたのですが、あらすじから香る和の雰囲気に釣られて読んでしまいました。
しっかりと重い雰囲気画があるのに、文章自体に美しい流れと軽やかさがあって、とても読みやすかったです!
オチの付け方もさることながら、僧侶と鬼さんの関係など、全てにおいてとても好みな作品でした。素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
透峰 零さま
はじめまして。
この度は拙作をお読みいただきありがとうございました!
お返事が大変遅くなってしまいましたが、素晴らしいレビューまでいただきとても感謝しております。
個人的にも気に入っている作品なので、そう言っていただけてとても嬉しいです。
こちらこそ、この作品に出逢ってくださり本当にありがとうございました。
第二話への応援コメント
こんにちは!スキマさんのコメント欄でははじめましての文遠ぶんです(((o(*゚▽゚*)o)))ようやく休暇に入ったのでまずは一番気になっていた短編を拝見しにお邪魔しましたー!
☆や感想、外部SNSでの評判に違わぬ完成度で、まだ明るい時間だというのに背筋にひんやりとしたものを感じつつ読ませていただきました。文体も硬すぎず難しすぎず、けれど洒落た言い回しが多くてリズムがよく、こういった分野に明るくないのでかっこいいこと書けないんですが、とにかく素敵でした……!とくに葛籠のことを『此奴』と言い回すのが、小さなことなんですけど大切さが感じられて好きな部分です。
行き場のない子供に見せた鬼の、ひとひらの優しさ。かといえば、ひ弱そうな旅僧からでも根こそぎ奪おうとするヒトの醜さ。これではたしかに、どこが地獄なのかも分からないですよね。なにが悪くてなにが善いのか曖昧な戦の時代の中で、静かに起こり、静かに消えていくような、気まぐれな天気雨のように儚くて妖しいお話だったなと感じました。
2人の正体と関係性がわかったところでの幕だったのでこの先どうするんだろうと思ったのですが、関連作品があるようでうれしい!そちらにも伺わせていただきますね〜!素敵な短編をありがとうございました!(*^▽^*)
作者からの返信
文遠ぶん さん
こんにちは!そしてあけましておめでとうございます(о´∀`о)!
お読みいただき、素敵なコメントまでどうもありがとうございます!!
果たしてホラーになっているかなぁ……と思いながらも、ずっと書きたかったお噺なのでそう言っていただけてとてもとても嬉しいです。
語り口調はエセ京言葉と廓言葉が混じってますが、彼の不思議さと柔らかさが言葉として聴こえるようにと考えた喋りなので。此奴にも気づいてくださりすごく嬉しいです!!
地獄の中で鬼が見せた泪と、血も涙もない人間達の世界。ゆき先が地獄なのか、すでにここは地獄なのか、と。
見ていたのはお月様と葛籠と坊主と、あとは誰も……。天気雨のようと評していただけたのもすごく嬉しいです。
ここで終わらせても良かったのですが、書いた当初に続きがあったらいいなとの声をいただき、アイディアはあったので続編も書かせていただいております。
文遠さんもお忙しそうですし、お時間のある時で構いませんので!
私もまたそちらの作品に伺わせていただきます!
本当にありがとうございました!!
第二話への応援コメント
古風な語り口がとても好みで、リズミカルな文章に誘われるようにラストまで読ませていただきました。しっとりと嫋やかな情感あふれるお話から、男の正体が明らかになる見せ場にかけての緊迫感、そしてラストに至るまでの一連の流れが素晴らしかったです!これからも続いていく二人(?)の道中を想像したくなるお話でした。面白かったです!
作者からの返信
一初ゆずこ さん
お読みいただき、素敵なコメントにお星さままで、どうもありがとうございました!
とても素敵で雰囲気のあるお話を書かれているゆずこさんにそう言っていただけて、とても嬉しく、励みになりました。
この話を書いてよかったなぁとほっこりしております。
ふたりの往く末はどこなのか、余韻に浸っていただけたら嬉しいです。
本当にありがとうございました。
第二話への応援コメント
スキマ参魚 様
ずっと気になっていた作品でようやく読みに伺えました。
琵琶法師が語る物語を彷彿とさせる地の文にまず惹かれ、葛籠を持った正体が分からない坊主の怪しさに惹かれ、そしてラストの悍ましさに惹かれ……。和風らしい仄暗さがたまりませんね! 大好物です!
まさにこの世は生き地獄、ふたりの旅の行く末は……とても余韻の残る最後でした。
作者からの返信
空草 うつを さま
この度は拙作をお読みいただき、素敵なコメントにお星様まで。どうもありがとうございました!!
彼の語り口は私も気に入って書いていたので、そういって頂けてとても嬉しいです。大好物とのお言葉まで……感激しております。
あの世とこの世、どちらをとっても生き地獄。そんな世の中を歩きゆくふたり。考えを巡らせながら楽しんでいただけたのであれば幸いです。
本当にありがとうございました!
第二話への応援コメント
長編版を先に見てからこちらに来たので、実は葛籠の中の鬼が喋っている趣向なのかと思いましたが、なるほど、長い旅路を経て彼も下々の言葉を話せるようになったんですね。
おや、すると、あちらの地の文は作外の講談の語りではなく、後の彼自身の言葉なのかな……。
作者からの返信
板野かも さん
わわっ、こちらまでお読みいただき星まで。どうもありがとうございました!!
わかり辛くてすみません(汗)
そうなんです、のちの室町に平安後期に現世に堕ちた自身の事を振り返って語っているのが御伽之〜になります。
200年ほどの間に、葛籠や関わったもの達の言葉が移り、性格も明るくなっております。
丁寧なコメントとても嬉しいです、本当にありがとうございます!!
第二話への応援コメント
ぐっはぁー_:(´ཀ`」 ∠):_
なにこれなにこれ、好きなヤツ好きなやつぅー(੭ु꒪꒫꒪)੭ु⁾⁾
時代を感じさせる地の文が素晴らしくお上手で私には書けないうらやましさと感動があの何というかこう読了後の胸を貫いておりまして息をするのも絶え絶え……好きでした。よい……これはよいぞ。
ふぉろわっさんの読了ツイを見て凄く気になっていた作品だったのですが、カクコン参加のもうひとつの作品を読む前に、二人の出会いを描いたこちらを読ませて頂きました。最高。あぁんもうすきー!
興奮しすぎてちょっと煩いですが……これは本編の方も楽しみでっっすね!!急げっ!!シュタタタタッ!!
作者からの返信
月音 さん
わぁぁぁあい( ;∀;)!!嬉しスギて爆発しそうですありがとうございます!!
もう言葉が足りないくらい感謝してまする!!
ほんのり暗くて、決してハッピーエンドとは言えない世界ですが、月音さんのお気に召しましたら幸いでございます!
2人の歩む地獄はいづこ……な続編も、のんびり見守っていただけますと幸いです。
第二話への応援コメント
鬼とは、儚き存在である人が焦がれる永遠なのでしょうか。
それがたとえどんなものであろうとも。
とても興味あるテーマなのでぐいぐいひかれました。
悲しく忌まわしく醜く、それでいてある意味気高きもの。
孤独の向こうに真実を見つけようと抗うもの。
この世の全ての苦しみを背負った鬼の口から出る言葉が、
なんとも突き抜けた清々しさを感じさせて心打たれました。
もしかしたら、底辺にあるその光には何よりも希望があるのかもしれないと、
そんなふうに思いました。救われた気持ちです。
美しい余韻の残る、素晴らしい物語をありがとうございました!
作者からの返信
クララ さん
お読みいただき、素敵なコメントまでありがとうございます!!
小さい頃に賽の河原のお地蔵様の唄を聴き、ふと「親が嘆かず弔わなかった子はどうだろう」「人の世というなら、半分人でなかったら三途の川は渡れないのか?」と、そんな想いから出来上がった話でもあります。
人の醜さも儚さも知り、それよりも恐らく悍ましいとされながらも。
生き死に両方の辛さを知る彼らは旅をします。
仰る通り、孤独の向こうの真実を見つける為に抗っているのかもしれません。
救われた気持ち、と言っていただき、こちらもとても嬉しくなりました。
本当にありがとうございます!!
第二話への応援コメント
初めまして、斑猫です。
妖怪ものですとか、しっとりとした怪奇ものが好物なので楽しく拝読させていただきました。
賽の河原の伝承と、鬼(しかも酒呑童子!)を父親に持つ本当の「鬼子」の話をきちんとリンクさせている手腕が見事ですね。
罰を受けているはずなのに、鬼と鬼子の旅路が何となく朗らかで楽しそうなのも意味深だと感じました。
拙いコメントで失礼します。
ではまた。
作者からの返信
斑猫 さま
初めまして。
この度は首葛籠をお読みいただき、コメントや星までどうもありがとうございました。
妖怪や怪奇ものが好きな方にそう言っていただけると、すごく嬉しく励みになります。ほんとうにありがとうございます!
酒呑童子の部分にも気づいてくださり感激です。
彼らの旅が真に終わる、その時こそが新たな罰……いろんな含みを持たせるラストにしたかったので、そう感じていただけたのも嬉しいです。
本当にありがとうございました。
第二話への応援コメント
雰囲気たっぷりの語り口と、思わせ振りなキャラクター造形と展開。
大変好みです!
最近は和風物語や時代劇風のお話から遠ざかっているのですが、こういうの好きだったんだよなあ!!というのを久しぶりに思い出しました。
作者からの返信
いいの すけこ さま
こちらお読み頂きまして、星まで本当にありがとうございます!!
好みと言って頂き、とても嬉しいです。
坊主の語り口は私も気に入って書いていたので、お気に召していただけて嬉しいです。
私も普段は全然違うものを書いていたのですが、ふとアイディアの中から彼らを書きたくなりまして。
いいの すけこさんのコメントを見て大変励みになりました。
本当にありがとうございました!
第二話への応援コメント
なんと、そういう事だったんですか!!
妖しげな雰囲気についつい一緒に山へと誘われている気分になっていたら、くるっと綺麗に反転する話にびっくり。そしてそれを更に引っ繰り返す二人に唖然としました。
地獄にいた二人にとっての罰が、生き地獄である現世に生きる事というのは、何とも皮肉ですね。
二人の行脚がいつか終わる日は来るのか、それとも今も未来もどこかを旅歩いているのか、とても気になります。
作者からの返信
しらす さん
わわっ!お読みいただきありがとうございます。星にコメントまで…とても嬉しいです。
予想が二転する展開にしたいなと思っていたので、ビックリしていただけたのなら嬉しいです。
終わる事と終える事が役目だった者達の、与えられた果てない生。終える日が来る時は二人の永久の別れ…という。まさに生き地獄の罰でした。
続きがあるような、無いようなお話なので、いつかまた彼らを見かける事があれば…。
素敵なコメントをありがとうございます!
第二話への応援コメント
とっても面白かったです!
葛籠に何が、と匂わせつつの語り。鬼と童の人間的な関わりの末、二人がどうなったのか、という気掛かりが見事に昇華されて、すっっきり!しました。
また、勉強になりました!ヽ(;▽;)ノ
ありがとうございました!
作者からの返信
@micco-s さま
お読みいただき、コメントに星まで、どうもありがとうございます!
面白かったと言っていただきとても嬉しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
普通ならば畏れ通り過ぎて…お互いの事など忘れてしまう筈の者同士が言葉を交わしてしまい……。
その二人がどうなったのかを気にしてくださりありがとうございます!
スッキリしていただけてよかったです。
こちらこそ、本当にありがとうございました!
第二話への応援コメント
わわわ! 素晴らしき物語に鳥肌が立ちました面白かったです!
古き時代の描写が細かく書かれすらすらと最後まで拝読しました、話の着地点が本当にお上手です、地獄へ落ちた先がそことは観点が凄い、これからも二人の旅は続くと余韻を残す終わり方が心に染みました。
作者からの返信
山駆ける猫 さん
わーっ!涙 お読みいただき、コメントに、素敵なレビューまで……本当にありがとうございます!!
地獄の終わることのない責め苦とは……いろんな捉え方のできるラストにしたくて。
普段妖や怪異を素晴らしい表現で描かれている山駆ける猫さんにそう言っていただけると、凄く嬉しく、励みになります。ありがとうございます!
第二話への応援コメント
うわわわ。今日2回目の(スキマさんによる)変な声があがりました。
ぞくぞく。
ずるり。
ぞくぞく。
まるでその場にいるような臨場感ある和の文体。リズミカルなだけに流れるように読めて、それだけに流れていく果てにある物語は、憂い多く、またはうつくしく。現世という世でどう彼らは蠢いていくのか、その関係はどこかエロティックでもあって。
ぞくぞくしました。スキマさんの才能に乾杯!
作者からの返信
つるよしのさん
わわわわわっ!(嬉鳴き声)
お読みいただきありがとうございます。
つるよしのさんのコメントの文が美しくて、照れ照れしております(//∇//)
仰る通り、恋慕とも親愛とも似たようで異なる二人の不思議な関係で。
ゾクゾクしていただけたのなら嬉しいです。
また私もお話読みに伺いますー♪
第二話への応援コメント
うわー!この雰囲気!ストーリー!好きです!!!すごい面白かった!!
こういう異形とのバディものも良いですよね!もっと二人の活躍を見てみたいと思うくらいでした!(*´∀`)♪
ツバメちゃんと全く雰囲気が違っていてすごいですね!(°Д°)
外国人の洒落の聞いた会話も書けるし、こんか和文体も書けるとは…スキマさん恐るべし(°Д°)✨✨
作者からの返信
結月 花 さん
わーん!!!嬉涙
そう言っていただけて心の底から感激しております。
お読みいただき、星もありがとうございました。
ちょっぴり乱暴な異形の鬼と、おっとり飄々とした坊主の組み合わせでした。河原では彼を持ち上げ脚の疾かった彼も、情けの心を持ったがために、今や自分で歩くことすら叶わない……
普通の幸せとはまた違いますが、こういう関係性が何だか好きで。
ちょっと普段と違うものも書いてみました!お気に召しましたら幸いです(そんなことないですよ…と照れまくり)
第二話への応援コメント
ごきげんよう、物語に仕込まれた複数のギミックが、本当にびっくりするほど綺麗にストンとはまって、すっと落ち着くのが、快感に感じられました。
ありがとうございました。
鬼の目にも涙とはまさにこのことですね。
結局、地獄へ落とされた鬼と鬼の落胤でしたが、結局現世で生き抜くことが罰、現世こそが地獄だということなんですね。
語り口も、まるで歴史小説を読んでいるような素敵な雰囲気があり、読み易く、物語の雰囲気に没入し易かったので、よけいにギミックが露になっていく様が素敵でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
おだ しのぶ さま
お読みいただき、素敵なコメントや星まで、どうも有難うございます。
それとなく仕込んでいたつもりの伏線まで読み取っていただき、快感とまで言っていただけるなんて。すごく嬉しいです。
鬼の目にも涙……まさに慈悲の心など知ることもなく、淡々と務めを果たしていた一人の鬼と、いつまでも人にも鬼にもなれずに彷徨う落胤の出逢いでした。
地獄の責め苦ではなく、互いを憂いた彼らが堕とされたのは現世という生き地獄でした。
とても美しく励みになるコメントをいただき、感動しております。こちらこそ、本当にありがとうございました。
第二話への応援コメント
雰囲気が良く出来ていて面白い和風ホラーでした
作者からの返信
しき さま
この度は拙作をお読みいただきありがとうございました。
お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません。
作品の雰囲気等を楽しんでいただけていたら嬉しいです。
本当にありがとうございました。