「監視されてる?」2024年4月21日
雨音が聞こえる。
この雨でわずかに残った桜の花びらは、残さず落ちるだろう。
そんなことを思いつつ、ゲームを楽しんでいた。
クエストの途中でこれからだという時に、邪魔するかのようなインターホンが鳴り響いた。
インターホン越しに見える車に、そしてその顔に、胸がざわついた。
あの不動産屋が使ってた車種で、約1週間前に見たあの不動産屋の社員名簿の上の方にいた顔だった。確信は持たないけど、そんな気がした。
万が一の用心にボイスレコーダーを見えない場所に忍ばせ、ドアを開ける。顔をハッキリと見て確信した。あの不動産屋の社員名簿の上の方にいた顔だった。
名乗る前から正体は知っていた。
平然を装い名刺を受け取り、内心バクバクしつつ、なんで今さらと思いながら対応した。
1週間前にこの小説を更新したことを思い出した。まさかと思うが、監視してる?
あの事件から約2年半が経ったから、振り返ったり、最近の社会情勢を絡めて憶測めいたことを書き連ねてみたが、それが核心をついていたのか?
だとしたら、迂闊過ぎやしないか?
このタイミングで来ることで、監視してますって白状してると等しい行動を取ってると思うのだが、バカなのか?
『松井は退社しました』ってさ、普通あんなことすれば、逮捕案件か被害届出したが逃げてますとか、では?俺から700万、他の人からも似たようなことをしてたら、普通はね。
目の前の社員は、あの事件の頃からいたらしいから、感覚が変なのはしょうがないか。
一息つきたかったから、会社に担当したあの胡散臭い支店長を覚えてないフリをして、確認させるように仕向けた。
戻ってきた社員が説明を始める。
『その件があってからなんですけど、ウチとしても“基本的に”お客様と営業マンとの間で現金のやり取りってのは一切ないようにって形の書面を皆さま交わさせていただいているのです』
基本的にね、例外が存在するのでしょうか?
軽く松井のことを聞いてみると、『松井の件は僕らとは関係のないので』とすぱっと切ってくる。あんなことされておいて、“関係ない”ね、、、もうちょい言葉選ぼうよ、、、形だけでも謝罪なりするんじゃないの?
あの胡散臭い支店長に『松井の被害者たちと連携して訴えましょ!』なんて言ってたのに、そこから2年音沙汰なし。
やからご丁寧に少しでも情報提供しようかと思ったのに、遮ることないと思うよ。よほど都合が悪いことがあるんかな。
次に出た言葉でビビった。『松井のことはもう如月さんの中で処理していただいたのかなと思いますので』ってさ、初対面よ?
「いい勉強代にはなった」と最初の方に言ったが、それだけでそういう言葉出るんかね?
まさか、この小説を読んで来てるか?
次はどう来るか身構えると、繋がり求めてきてびっくりしたよ。2年も放置したのに、、、
『長く住んでいくと、やっぱりどこかが壊れたりとか補修が必要になったりとかっていうふうになってくると思いますんで、そのタイミングでいいお付き合いが出来ればなと思いますんで、その時はぜひご連絡ください』
内心は絶対しねーよと思いつつ、ニコニコしてました。
『そういえば如月さん、昨日お電話してショートメッセージも入れてます』
「あ〜、携帯変えたんっすよ」
『あーそうなんですか!、、、“それ”伺っても、差し支えないです?』
今まで敬語だった言葉が急に崩れた。電話番号のことを“それ”と発言したので、すごく警戒した。
俺が電話番号を教えない方向に話を向けたのを察して
『ウチから連絡というよりかは、“基本的には”如月さんから連絡をいただく形で』
「それでいいっすよ」
『待ってますんで、また何かあったら連絡ください』
2年前の事件から半年が経った頃に、あの胡散臭い支店長から電話がかかってきたことあったけど、折り返さなかったことがあったことを説明しようとしたら、『前の話はもういいです。前の話の話をされても、僕らは関係ないんで、もう終わったことなんで!』と必死に止めてきたやが、松井の話と勘違いいたのだろうか?松井の話だと、本当に都合が悪いようだね。
ちゃんと説明したら、理解したのか
『それ、折り返してくれません?』
軽く鼻で笑った後
『お電話あっただったなら、折り返してあげた方が良かったじゃないですか?なんでした?』
「まあ、あんなことあったもんで、なんか」
『まあね、不信感あるのはしょうがないと思いますんで、まずはあの』
言葉を遮るように
「それでちょっともう、かけれんくなっちゃってさ」
同情するように
『もちろんですもちろんです』
『お家のことでお困り事があったら、ご連絡ください』
必死に家の補修の大切さを語った後、再度『ご連絡ください』って、締めた。
ハッとして何かに気がついたのか、今日たまたま近くに用事があってついでに寄らせていただいた的なことをほざいていたが、この小説を見たから慌てて様子を見に来たのをごまかすように言い訳を並べていたけど、それは逆に怒りを買うんだよな、、、呆れたよ。
かつて所属していた社員によって損失を出したお客様に対して、用事のついでに寄りましたって、普通は言わない。
あ、そっか元からオカシイ人間だから、分からないか!そういうことにしておくね。
そんな感じでそそくさと家を出たけど、しばらく家の前にいて不気味でした。
入れ違いで母親が帰って来たから様子でも見てたのかな?気味が悪い。
しかしこの小説、松井は存在を知ってるけど、ほかの不動産屋の連中は知らんはずなんだけどなんでこのタイミングで来たんだろう。
たまたま?
松井が存在を教えて、不動産屋が監視してた?
それとも松井が今でも裏で所属しているか、まだ繋がっているかで監視してる情報を教えたのか?
さーどれなんだろうね、、、
この小説は録音データを元に作成してます。
今日、起こった出来事です。ノーフィクションです。
韓国との関わりアリと転職サイトに書いてあったから星5の評価で上塗りしてたけど消えてないし、この事件の通知してきた弁護士が韓国人ぽくって該当事務所所属してない人だったし、バックはかなりヤバイとこなんだなと察知はしてるので、関わらないで欲しいなって思ってます。
見てるか、松井並びに不動産屋!
変なこと考えるじゃねーぞ!
これを見てくれてるみんな!
俺みたいになんじゃーねぞ!
全てを疑え!疑うことを止めるな!
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