「え?」2021年9月9日夜
今までの出来事がありつつ投資しませんかの松井の言葉を信用して、合間合間で出した金額が積もりに積もって700万だ。
ボケーとしながら仕事をして家に帰ってきて、家にある証拠を集める。
ATM利用時のレシートの全て、ラインの履歴、銀行の通帳
こんなもんか?
20時になり支店長が新居にやってきた。
「ひさしぶりですね、家の契約の時に会いましたよね?」
『そうですね、会いましたね』
「ではこちらへ」
玄関のドアを開け招き入れる。
母さんと俺と支店長を交え、今後の方針を話した。
支店長は松井が行方をくらます前に会社で情報を吐かせたと言ってたのに、警察に突き出してないことに違和感を覚えた。
それと松井が行方をくらました後からも、俺にラインが来てたことに対して支店長は
『まだ生きてるな』
と口からこぼすように言った。
それを聞いた俺は、ゾッとした。
普通は生死じゃなくて、国外か国内かを気にするはずなのに逆だから。
それに支店長は変な7分袖の服の上から半袖の制服を着ていた。
何かを隠すかのように、、、
肌でも掘ってるのかな?
しかも松井を逃すようなへまをしている。普通なら即警察に連行して逮捕のはずななのに、会社内々で片付けようとしている。違和感しかない。
被害届は、他の被害者とタイミングを合わせるために出すのは待ってくれとも言われた。
さらに言うと、1人で15人以上も騙していることに対していることにしてだ。
1人で可能なことなのか?
会社ぐるみではないのか?
支店長が訪れたことで、ライフサポート社に対して違和感をさらに深めることになったのだった。
ここに住んでる限り何があるか、分からないけど早めにローンを払ってお金の面では関りを断ちたいと思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます