第3話 諦めない君が憎い
「劣等感なんてそんなちゃちなものなんかじゃない」
折れない心をへし折りたい
何をやっても曇らない瞳を曇らせたい
曲がらない信念を曲げて見せたい
諦めない想いをそこから消し去りたい
それなのにどうして 挫けないのだろう
君が憎くて
とても憎たらしくて
憎悪しか感じられない
どうしてそんな分厚い壁の前でうなだれない
どうしてそんな深いハードルの前で足を止めない
僕にできなかったことを
君は頑張った程度で超えていってしまう
だから諦めない君が
僕は憎くてしょうがない
「この感情は、理解できなくてしょうがないからだ」
「ストーリー」
君は本当にすばらしい。
数々の僕の妨害にもめげないでさ!
だから、教えてくれよ。
いいや、どうか教えてくれないかい。
僕の目の前で、縄で縛られて絶対絶命になっている君が、何を糧にしてどうやってそこから立ち上がるのかをさ!
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