初めまして。アップルパイの自主企画からおじゃましました。

＞そりゃあ、田中さんも好きになるはずだ。
恥ずかしながらこの一文が出てくるまで、田中さんに失恋したんだと思い込んで読んでおりました。「なんか瑠衣ちゃんいい子すぎない？いまいち入り込めないんだよな」と思いながら。そりゃそうだ…（汗）

＞こんな苦しい想いも、砂糖漬けにすればいつかきっと消化できるようになるかもしれない。
＞――きっと、失恋の傷からこぼれた恋の臓物の味だと、思った。

恋の相手がはっきりわかってからの瑠衣ちゃんの心情の表現がすごく印象に残りました。切なさや苦しさが、ぐわっと迫り上がってくるような。でももう一度読み返すと、最初からユキちゃんへの気持ちがみっちり描かれていましたね…（苦笑）

自分の読解力不足に悲しくはなりましたが、とても素敵な作品でついコメントを残したくなってしまいました。ありがとうございました！

こんにちは、美味しそうなアップルパイの描写に蕩けそうになっています。それからアイスクリームも。溜りませんね。
林檎の木になりたい、でも、それと相反するような最後の一文。ユキちゃん、瑠衣の気持ちにちょっと気付いてあげてよう……！　という切ない気持ちでいっぱいですが、女の子への友情、いや、愛情というのはこういうものかもしれない、というなんとも言えない気持ちでもあります。
傷つかないように、傷つけないようにしようという心が見え隠れして、それがまた、甘く重い。それがとてもアップルパイに託して素敵に表現されているお話だと思いました。

こんばんは。

謎のアップルパイ企画にご参加ありがとうございました！
いきなりの銀縁眼鏡無精髭よれ白衣という私の性癖を正面から差し貫くフルサービスをありがとうございました……田中さん、罪な男ですね……（総括的な意味で）

バンホーテンのアイスクリーム、子供の頃よく食べたなあと思いながら、最高に美味しそうなアップルパイ、私も食べたいです……。

ユキさんの無邪気な好意と、言い出せない本当の想いを胸に秘めたままでも少し漏れ出てしまう瑠衣が切なくて、でもちゃんとそれでも離れたり別れたり責めたりせずになんとか踏みとどまろうとするところは、女の子は強いなあと思ってしまいました。

それでも、林檎の木でいよう、といいながら、恋の臓物の味だ、という生々しい表現にやっぱりとてもこう割り切れない感じがとても印象的なアップルパイ、ごちそうさまでした🍎