第5話
俺は今テレビ局で勉強をしている。慶應大学に受かったのと東大を目指していることを言ったらじゃー企画やろうといった感じで受験企画が始まった。もちろんバイトは受かった。企画をやるからなは全面的なバックアップを受けることになり、一人でやるより受かる可能性は高くなった。それにも四手井異性席を取ったら好きなことを一つかなえてあげると言われた。だから俺は猛勉強をして、模試で七割五分の点数を取ることができた。そして高い点数をとってさらにやる気を足した俺は休憩時間中に勉強をしている。
何を叶えてくれるんだろう。俺は叶えてほしいこと言ってないんだが。でもスタッフは自信満々の顔をしていたし俺が大喜びをするようなことなのだろう。
俺はフランス語単語帳を閉じて、古文の単語を確認すること思い、単語帳をリュックから出して、単語帳を広げた瞬間に誰かに肩を叩かれた。誰だよ勉強してますオーラを出しているのに邪魔するやつは。俺は迷惑ですというよような顔をして後ろを振り向いた。
「勉強頑張っているねー、スタッフの人にファンだってこといわれたから来たよ」
な、なんとねるだとー。ねるが俺の肩を触れた。嬉しすぎてこの服洗えないな。いますぐ触れた部分を頬ですりすりしたい。まさかねるっがやってくるなんてスタッフグッジョブ。
俺は嬉しすぎて気が動転しそうだったが、カメラが後ろにいることに気づいたのでこれテレビて放送されるなって思いなんとか気を保った。
「まさかねるを連れてきてくれるんなんて、そのスタッフ神様だわ。あ、握手してもらってもいい?」
俺はテレビ映えを意識する。まぁ意識しなくてもかなり嬉しそうな表情を自然しているだろうが。ねるに触れたのは卒業する前の握手会以来だな。
「いいよー」
ねるは目を細めて微笑みなから言った。まさかこの笑顔をなまでみれる日が来るなんて。近衛顔俺の一番大好きなねるの表情なんだよなー。俺は緊張しながらねるの手に触れた。うわースベスベだ。しかも柔らかい。女子の手って同じ人間だと思えないレベル。
俺は感動しながらねるの手の感触を味わいなから、次にやってほしいことを考える。うーん試験絶対受かるよって言ってもらいたいなー。あとは笑顔で頑張ってて言ってもらいたい。後は笑顔でこうくんって呼んでもらいたいわ。どれにしようか。とりあえずこうくんって呼んでもらおう。
「お願いがあるんだけど、こうくんって笑顔で呼んでもらえないか?」
「いいよー、こうくん受験頑張ってね。努力してればきっとと受かるよ」
まさか、俺が言ってほしいことを言う前に言ってくれるなんて感動的だ。しかも俺の席な目を細めた笑顔つきっていう最高かよ。
「感動で身体が震えるわ」
「そんなに、嬉しいなー」
ねるはまた笑顔でそう言った。握手もしたいな。後は写真も取りたい。二人っきりて写真撮ってくれるだろうか。
「ねる写真をツーショットで撮ってくれないか。投稿しないから」
「投稿しないならいいよー」
ねるは俺に近づき真横でピースをした。ヤバイねるのいい匂いが漂ってくる。本当に同じ人間かよ。俺は臭いと家族によく言われる。俺の匂い大丈夫かな。風呂にはいってるし、あまり匂いがきつくない香水もつけてるから大丈夫だと思うんだが。
俺は携帯をカメラマンに渡し、ツーショットを撮ってもらった。スタッフから携帯を受けとるとその写真をみた。流石プロねるがさらに可愛く写ってる。これは家宝だ。ホーム画面しよう。
「ありがとねる、いい思い出ができた」
「このくらいならお安いご用だよ」
ああ、願いをこんなに叶えてくれるなんてねるは神様に匹敵するくらい優しい。粗な音握手をしてての柔らかさを堪能した。ここからラインをー
「こうちゃんなに家の前で一人でにやにやしてんの、きもい。なに考えたらそんなににやにするんだよ」
おっとどうやらいつの間にか家に着いてたようだ。家の前でにやにやしてるってやばい奴だな。気を付けないと。さて妄想はこのくらいにして家帰って勉強するか。
「ちょっとねるのことを考えてたんだ。ねるがサプライスできたらどうなるか」
「ねるのこと好きすぎでしょ、付き合えるわけでもないのに」
「アイドルは見てるだけて癒されるだよ。元アイドルだが。まぁ推しができればわかるよ」
俺もあみさんとねるにで会うまではアイドルに夢中になる奴とかあんなにお金だしてバカだろうと思っていたが、いざ推しができると時間を使い、テレビにでているかで活躍してるのを喜んだり、付き合ったりどうかで一喜一憂したり、アイドルとは人生だとまで思うようになった。
「はぁーそれじゃ分かるようにはならないわ。まぁどうでもいいけど早く開けて」
俺はリュックから鍵を差し込んでドアを開けた。俺は家に入ると、ゲージからりくをだして、飛び付いてきたりくをだっこしてソファーに座り、膝の上において、撫でまわした。
「ふぅー可愛いなりくは」
やっぱり犬はいいものだ。犬がいると寂しさを感じない。だから女の人は結婚をする人が少なくなるのだろう。寂しさを感じなければ結婚をする必要性を感じなくなるからだ。
俺は10分ぐらいりくと戯れると、そろそろ勉強した方がいいと思い、弟に下にいてと伝えて自分の部屋に入った。
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