(仮)・めがね・注文の多い
「それでどうするんですか。あのパンダさん」
お酒なのかわからにけれど、勢いよくなにかを飲んでいるパンダさんの白い部分がなんとなく赤くなっているように見える。だからお酒なんだろうと思う。
今いるのは学校の近くにあった食堂だ。店主はパンダさんを見ても驚きもしなかったあたり、店主もここの住人だなぁと感心してしまった。
「どうもしないよ。ただ見ているだけさ」
「見てるだけって一体全体どういうつもりなですか」
「
注文の多いつもりはない。それ言ったら
それでもやることやったという言葉に力があってその行動を信じてしまうのは永遠さんの魅力だとは思う。
「そういえばなんで急にめがねかけてるんですか。それも意味があるんです?」
永遠さんの変身能力の一部なのだろうけれど気になってしまった。女子生徒の姿をしている永遠さんいあまりに似合ってもいる。
「これなぁ。ほんとは嫌なんだけれど、今の力を使うには必要でなぁ。おっと。そろそろ来たみたいだぜ」
入ってきたのはパンダさんだ。隣にいるパンダさんとは違うような気もするがほとんどおんなじにしか見えない。おそらく奥さんなのだろう。パンダさんの奥さん(仮)といしておこう。
「私を呼び出したのはあなた?」
パンダさんの奥さん(仮)はパンダさんに一瞬だけ視線を送ると迷いなく永遠さんの方に近づいてきてそういった。
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