第26話 筆が止まる
まーた長期の「筆が止まる」をやってしまった。
今回1ヶ月以上あいてしまったのだ。
なぜこんなことになってしまうのだ。昨年、2021年は挑戦の年にしようと、2作同時連載を宣言したばかりだ。筆が止まってしまったのは同時連載して困ってしまっているわけではない。書くネタがないわけではないのだ。妄想は続けているし、2つの作品の結末も決まっている。なのに、なぜ書けない!なぜなのだ!
と、いうのも理由はわかっている。
仕事がうまくいってないのだ。
このコロナ禍で売れない、お客様が少ない、というのもあるんですが、それ以外でもなんかこれをやってるぞー、と思えない。何をやってもうまくいかない気がする。ちょっと自信喪失。
そんな自信満々に仕事してたか?というと実際は根拠もなく自信を持っていて、本当はなにも考えてない。何も考えてないからこそ、無意識にスイッチのオンオフができるのに、最近は答えも出ないのにウジウジ考えてるからスイッチオフできない。だから、書けない。
前までは、朝起きてちょこちょこ、休憩中にちょこちょこ、妻の買い物についていった時にちょこちょこ、なんてすぐに書けたのに。
でも今はしょーもないことを考えてしまうから、その「ちょこちょこ」で書けない。んー、もう考えるのヤメだ!ヤメヤメ。どうせ名案なんか浮かばないし。
だけど小説だけにして集中できれは、なんて思うんだけど、これがそうもいかないんですよね。まあ、プロ作家じゃないので、そんなことしたら生活が成り立たないんですけど。
よくプロの作家さんでも他にも仕事していて「二足の草鞋」的な人を見ると、
作家でデビューできてんのに、なんで仕事続けてんだよ、そんな作家って収入低いのか、安定しない職業だからなのか、と勘繰っていました。
ところが時間があっても書けないんですよね。むしろ時間がないから書く。書くために「書くスイッチ」を入れ替える。だから、書ける。
兼業作家さんも、そんな感じじゃないでしょうか。
そのスイッチのオンオフがものを書く上で必要なんじゃないでしょうか。逆な書くスイッチのオフが、本業の仕事のオンになるんじゃないでしょうか。
いますが、そのスイッチがバグっている最中。
そこで無理矢理そのバグってるスイッチを修理するために、そう、壊れた家電を叩いて直すように、まずは無理矢理文字を書く。
そしたら、どっちもうまくいきそうな気がしてきた。
僕の取り柄は、あんまり考え込まないところ。
まあまずはこのエッセイから再始動して、前の自分を取り戻しましょうか。
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