環境構築(手抜き版)
= 環境構築(手抜き版){
//note{
前回のは後で書き直すので今のところ今回と整合性とれていないです。
前回の話で「テーブルとか図版とか、色々な仕組みを使った方が分かり易い場合がある」という流れになります。
//}
//talk{よく使うコンポーネントを、実際に書きながら勉強していきます}
むふー、と息を吐く咲希。片や蹊は瞬時に青色吐息である。
//talk{いやぁ、文字いっぱい書くのは暫く遠慮したいなあ、なんて……}
脳裡を過るのは有名オフィススイートのワードプロセッサソフトとの格闘の記憶。頑張って文字サイズをポチポチ変えたり、勝手に先頭を大文字にされてしまう英単語を戻したり。そいうえばあのソフトもテーブルや箇条書きができた。すると、この勉強は必要なのだろうか?
//talk{あ、5分! 5分待て!}
引き気味の空気を感じたのか、部室を飛び出す咲希。
5分後。蹊の目の前には厳めしい筐体のラップトップ計算機と、何だが分厚いキーボードがあった。
//talk{なんか、ゴツいですね}
//talk{そう、可愛いよね!}
//talk{言葉通じています?}
「触って触って」と促されるまま、電源と思しきボタンを押す。——計算機は七色に光り出した。キーボードのキーを試しに押してみる。——カチャカチャ、小気味良い音が鳴る。
//talk{????}
//talk{初心者セットのゲーミングPCと青軸キーボード! 私の普段使いと同じやつです}
カチャカチャカチャ。
//talk{これからゲームをするんですか……?}
カチャカチャカチャカチャ。
//talk{ゲーミングPCなのはスペックが丁度良かったからだね……キーボードの方は気に入ったみたいね}
カチャカチャカチャカチャカチャ。
//talk{それは、まあ、はい}
ぬふふ、と笑う咲希。
//talk{キーを叩くのが楽しいとタイピングが楽しくなるからね。良い事だよ。じゃあアカウントを用意して——っと。使うのはWordではなくVS Codeです}
//talk{ほうほう}
勿論何も分からないが。
//talk{後はMarkdown用のプラグイン入れてー、ヨシ!}
//talk{先ず覚えてもらうことはふたつ}
ゴクリ。
//talk{!<kbd>{Ctrl+S}と全角半角切り換えです//talk}
//talk{なんだ、それならできま……このキーボード、全角半角キーが無い!?}
//talk{US配列なので!<kbd>{Alt+`}だねー//talk}
//talk{何故……}
//talk{それは単に私と他の部員がUS配列派だからだね。自分で持ち込むのも自由だよ。記号の打ち易さが結構大事になるから}
//talk{ううーん……}
カチャカチャカチカチャカチャカチャ。日本語キーボードだったところで別に使い慣れている訳でも無し。カチャカチャカチャカチャカチャ。記号の位置以外は大体同じに見えるし良いか、と思い直す。カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ。——叩いていて楽しいし。
//talk{これでお願いします。……記号が結構大事というのは?}
//talk{これからコンポーネント勉強するにあたって、太字ボタンとかテーブルボタンとかを押して設定するのではなく、記号を使うからだね。書いていくのは軽量マークアップと呼んだりするものの仲間で、Markdownという書き方を中心にします}
//talk{マークアップのマークダウン?}
=}
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