「設計の予言者は かく語りき」 アフター・コロナは物書きの世界
場末の予言屋
プロローグ
第1話 物書きの未来
新型コロナのパンデミックにより、世界中が右往左往している。
時代の先端を走る所では既に、アフターコロナを見据えて動き始めている。
コロナ後の新しい世界において、執筆文化はどのようになっているのか。
アフター・コロナの未来を、「設計の予言者」の予言をケース・スタディーとして検証して行こう。
さて何から書き始めようか。
ここは男らしく、ああ、これではセクハラ発言になるな。
言い直してと。
まずはしがないオジサンらしく・・・・・・
何故アフター・コロナが物書きの世界になるのか、その回答から書いてみよう。
近未来、設計の予言者によれば2048年辺りの世界になるが、世界は二重構造になっている。
簡単に説明すると、生物としての人間を支えるアナログ世界は、今よりもずっと地域社会に根を下ろした生活になっているようだ。
しかし、それとは対極的に、情報社会に関してはよりグローバル化が進み、世界中が電脳世界でリンクする様相になっている。
ただし近未来の電脳世界、現在とは真逆な状態となる。
では、現在の電脳世界と、近未来の電脳世界の相違点とは何か。
これは場末の予言屋によるナンチャッテ予言でしかないが、
「匿名性の消失」
この一点に尽きる。
従って、近未来の電脳世界においては、アナログの個人と電脳世界のキャラクター、電脳世界に住むもう一人の自分であるアバター(仮称)とのリンクが不可欠となり、正体不明のキャラクターは電脳世界に存在出来無くなる。
もっともこれは、2021年日本において実験的に運用が開始された「量子コンピューター」や、開発が進められている「テラヘルツ帯の通信機器」「全固体電池」等の実用化が不可欠ではあるが・・・・・・
それはさておき、近い将来訪れる電脳世界、匿名性の消失により「電脳世界における犯罪は ほぼゼロ」こんな状態となっている。
従って近未来の電脳世界は、世界中が自由につながり、今よりもズット快適に、生活全てを支えるツールとなっている。
詳細はおいおい語る事として、近未来の世界は「負の経費(仮称)」が限りなく少なくなり、財政的にも豊かとなる。
想像してみてほしい。
世界の全てが自由に電脳世界でつながる日常。
ここでは物書き、すなわち「言葉をつむぐ者」が如何に大切かと言うものだ。
より広大に繋がる電脳世界において、より良く、より楽しい言葉をつむげる者は、それだけで幸せである。
以上が「設計の予言者」の予言から割り出した近未来の世界だ。
もしこれが、場末の予言屋の予測通りとは言わないが、かなり近い世界になった場合は、確かに物書きのスキルは重宝されると思われる。
しかしこの回答だけでは、ただの作り話にすらなってはいない。
と言う事で、早速ではあるが新しい未来への簡単な道筋を、設計の予言者の書籍を参考に解説して行こう。
まずは手始めに、歴史の大きな流れ「戦争の時代・経済の時代・外交の時代」の解説から。
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