流れ星

「あーあ。今度はいつ会えるんだろう……」

 灰髪の少女は夜空を見上げた。

「待ち遠しいなぁ」

 流れ星が流れる。

「神様、あの方に会わせてください」

 少女は静かにお祈りをする。


「熱心だね」

「あ!あなたを待っていたの」

「そうらしいね。聞いたよ」

「だろうと思った。またあそこに連れてってよ。アンドロメダ銀河の果てに」

「うん、いいぜ。……愛してるよ」

 グレイ星人は少女の手をとり、宇宙船に乗り込んだ。

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