デモンズライン備忘録

イ重カレナ

はじめに

 某日。積みに積んだラノベやら漫画やらの消化作業を行っていた私は、購入から一年経って、ようやくゲームブック型サプリメント『デモンズライン』の内容をまともに確認した。

 そして同時に、「そういえば、なんかRole&Roleでデモンズラインの公式リプレイ連載してるとか聞いた記憶あるなぁ」などとぼんやり思い出した。

 さらにその時の私は、ちょうど『悪徳に沈む復讐者達』『魔神使いと影光の学舎』など、SNEの公式リプレイ本を読了した直後であった。


「せや。ワイもデモンズラインソロプレイしてSS風リプレイ書くべ」


 言い出すまでに、そう時間はかからなかった。


 ◇ ◇ ◇


 そういうわけで、デモンズラインを遊んで、それをリプレイとして再出力しよう───と意気込んだ訳です。

 が、この文章を書いている時点で、私はデモンズラインの内容をほぼ知りません。表紙のバチクソ可愛い金髪インテ美少女ちゃんの名前がアレクサンドラってことくらいしか分かってません。

 そんな状態から、いきなりプレイしてログ録って……とするのはなかなかに無謀だということは、ひとつ前のゲームブック型サプリメントである『ヴァイスシティ』を遊んだ経験から理解していました。

 なのでとりあえず、ロケハンも兼ねて一回は真面目に(ここで言う"真面目に"とは、ロールプレイのために無駄なムーヴを挟んだりせず、ゲームをクリアするためのプレイを一貫して続ける───つまりTRPGから"R"を抜いたプレイングをすることです)やってみよう、と考えました。


 で。「ついでだから、備忘録も兼ねて、その様子も文章として出力しておこうかな……?」と思って、今に至ります。


 ただし、あくまでこれは『備忘録』程度なので、小説風に仕上げることはしません。ただのプレイログ程度のものです。あれそれ小説投稿サイトに投稿していいのか?KADOKAWAさん許してくれるかな??


 さて。前書きばかりたくさん書いても仕方ないので、このプレイログの方針などを箇条書きしたものを掲示して、とりあえずは物語を始めることにしましょう。


 1.使うPC

 (キャラシURL:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=Awtzvt)

 (ゆとらいず工房さんいつもありがとうございます)

 ヴァイスシティと違って、それなりに経験点とお金を持ってスタートできるので、対応力を高めにしようと画策してフェンサー/フェアテの魔法剣士スタイルを選択。

 基礎ステお化けのティエンスさんはめちゃめちゃ魔法剣士の適性がある、と感じたので、種族もこれで。種族特徴が死ぬのはやむ無し。騎獣を買う余裕は流石に無い。

 その他の技能としては、探索や先制用にスカウト、それと草もしゃ用のレンジャー。攻撃を確実に当てるためにエンハンサーを上げて【キャッツアイ】を確保。フェアテを上げたおかげでMPが潤沢なので、雑魚相手でも気軽に使えるね。やったぜ。

 戦闘特技は……とりあえず、序盤で雑に強い《魔力撃》《回避行動Ⅰ》を習得。被弾が怖いので、早めに《防具習熟》を取る予定で。HPは光の妖精さんがなんとかしてくれる気がするので、《頑強》は要らないかな?

 冒険の目的は、なんかPC1っぽさのある『1.帰郷』を採用。実際にリプレイを書くときも、PC1にはこれを採用させる予定なので、これもその下見といったところ。


 最後に、流石に立ち絵も設定も何も無いのはPCとしてかわいそうなので、ファンタシーがスターしてるニュージェネシスなゲームの自キャラの設定を添えることに。

 ボイスは女性追加ボイス162(CV:瀬戸麻沙美)(重要)です。



 2.敵の行動パターンはダイス任せに

 書籍(以降DL)p.16に記載されているやつに従い、とにかくダイスを振る。

 敵が複数いる場合の行動順は、『レベルの低い敵から』と『コア以外の部位から』を原則ルールとして制定。それでも決まらなければダイスの女神様の言うとおりに。



 3.アレクサンドラOTPに俺はなる

 ※OTP...One Trick Ponyの略。『一つしか才能[能力]のない人』の意。

 転じて、『特定のキャラクターやビルドだけを使い続ける人』という意味のネトゲ用語として用いられている。


 実際にリプレイを書くときも、アレクサンドラ以外のフェローは使わない、という鋼の意志を今の時点で持っているので、本プレイも同じように、アレクサンドラを呼び続けます。もう一人はフリーで。



 4.死んだらちょっと戻る

 本番で詰まらないためのテストプレイなんだから、死にながら進むゾンビアタックな攻略法をしたんじゃ意味がない───ということで、死亡した場合は『死亡した日の一日前』に戻って再開します。

 なお、死亡した場合も基本的には『ここで死亡したのでやり直し。再びこのエリアを抜けていく~』みたいな書き方はせずに、『ちなみにここ、○回ぐらい死にました』と流す方向でいきます。同じ箇所の攻略二回も書いても仕方ないし読んでも仕方ないですね。



こんな感じにて。何か足したいことがあったら随時足していきます。

それでは、冒険の始まりだ。いってらっしゃいエルシオンちゃん。



 本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。

(C)GroupSNE

(C)KADOKAWA

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