第134話134「決着。そして提案」
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第7回カクヨムWeb小説コンテスト】中間選考突破しました。
ひゃっほい!
【新作はじめました】
「異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜」
https://kakuyomu.jp/works/16816927861126765264
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「くっ?!⋯⋯『
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ⋯⋯っ!!!!!!!!
学園長の超級魔法『
「うおっ!? ぐ、ぐぅ〜〜〜〜⋯⋯⋯⋯!!!!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ⋯⋯っ!!!!!!!!
カイトは100メートル超の暴風には耐えているものの、雷撃が
「ふぉふぉふぉ! どうやら、さすがのカイト・シュタイナーも超級魔法『
学園長が今日一番の笑顔とテンションで、カイトに言葉をかけた。
「さ、さすがっす⋯⋯学園長。こ、これ以上は、持た⋯⋯な⋯⋯い⋯⋯すね⋯⋯」
カイトは凄まじい暴風と雷撃を『
「ほぉ? では降参かの?」
「い、いえ。なので⋯⋯⋯⋯
「つ、
「カ、カイト式、魔力コントロール⋯⋯⋯⋯『
ドン! ブオァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!
瞬間——カイトから
「ハァーーーーーーっ!!!!」
パシーーーーン!
カイトが耳をつん裂くような叫び声を上げると、学園長の超級魔法『
「なっ!? バ、バカなっ! 超級魔法を弾き飛ばした⋯⋯じゃとっ!!!!」
学園長はカイトの
「ふぅ〜⋯⋯痛てて。いや〜雷撃って、結構効きますね」
「ちょ、超級魔法『
こうして、学園長とカイトの模擬戦は学園長ハンニバル・シーザーの『降参』により幕を閉じた。
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「「「「「つっよ!!!!!」」」」」
『地下シェルター』から出てきた皆さんの第一声。そして、
「が、学園長に⋯⋯勝っちゃったよ⋯⋯」
「そうか〜、いよいよカイトが自重を捨てたか〜」
「元々よね?」
「ああ、元々だな」
「元々です」
「⋯⋯なるほど。カイトの辞書から『
カイトの舎弟であるイグナスやザック、その他レコ、レイアなどから「いよいよ自重を捨てたか」といったため息混じりの言葉が呟かれた。
「はい、そこ! 勝手に人の辞書から『自重』を消さないように!」
カイトが皆に向かってツッコミをするも誰も相手にしなかった。
「なっ!? ノーリアクション⋯⋯⋯⋯解せぬ!」
そんな
「う、嘘だろ!? カイト・シュタイナー⋯⋯⋯⋯強いということは知っていたが、まさかここまでの強さだったとは⋯⋯」
「し、信じられない!? あの『
「カイト・シュタイナー⋯⋯⋯⋯強い」
特に、イグナスの兄であるケビン・カスティーノに至っては、最初の『余裕』は全く消え、ただただ目の前の現実を受け止めるので精一杯だった。
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「さてと⋯⋯カイト君」
周囲の模擬戦の興奮が収まった頃合いで、学園長が口を開いた。
「君の実力を見させてもらった。正直、ワシの予想を遥かに超えていた。⋯⋯衝撃じゃったわい」
「ど、ども⋯⋯」
学園長の手放しの賞賛に少し恐縮するカイト。
「では、大規模洗脳魔法の魔法使役者の捕縛または討伐、頼んだ⋯⋯」
「あ、すみません、学園長!」
シュタっ!
学園長の締めの言葉っぽい発言に
「なんじゃ、お前は! せっかく、ワシが良い感じの締めのセリフでバシッと言って終わる流れじゃったのに! 空気を読め! 自重しろ!」
「え? 何が?」
(((((いやいやいや、無理ですよ、学園長(ハンニバル様)⋯⋯っ!!)))))
カイトの空気を読まない態度に割とガチにツッコむ学園長。しかし、それを理解できていないカイト。そして、そんな学園長に『同情ツッコミ』を心の中で入れるその他の皆さん。
「で、なんじゃ、一体?!」
「はい! えーとぉ〜⋯⋯⋯⋯俺のこの『カイト式魔力コントロール』をまだ習得していない
「「「「「えええええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!」」」」」
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