第44話- 爆弾魔は終焉に泣く

最後の仕上げをしようと休憩から戻ってきて、違和感を感じた。

何かが違うのだ、一体何が。

そろそろと歩きながら仕掛けを見回す。

わかったぞ。

自分の施した線の色と違う色の線が目についた。

すでに起動した時限装置を切るためいずれかの線を選ばなければいけない、残り時間は僅かだ。

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