前世が人の神は、異世界生活を謳歌する!!〜だって俺は神だから、最強なのは当然だ〜

黒井海斗

創造神・最強編

第1話・前世

第九宇宙・神界


「創造神様 ここ最近働きすぎじゃないですか? たまには休まれた方が…」


「ん? あぁそんな事か…大丈夫だよ、俺は疲れたりなんかしないし」


と言いながら特殊魂選別をしながら話すのは、この第九宇宙を創造した創造神

名を、クエター

この世界を管理し特殊な魂を、転生させるか、リサイクル(魂を1度分解し普通の魂に能力を配る事)するのを仕事とする創造神。


「確かに、創造神様のアルティメットスキル

【疲労無効】があれば疲れはしないでしょうが、流石に9810万年ぶっ通しで仕事するのは、精神的に疲れてしまうと思うので流石にどうかと」


と、クエターを心配するのは、天使総長

名を、エジル

心配しているが全然休んでくれない

クエターに少しずつイラついている

ちなみにクエターが初めて創造した

意思ある生物である。


「………はぁ〜分かったよもう何回も言われて仕事を邪魔されるくらいなら休んでから仕事した方がいいか」


そう言いながらベッドを創造するクエター


「やっと休む気になりましたか、ちゃんと寝てくださいね? というか、忘れてましたけど前使っていたベッドはどうしたんですか?」


「あれは、壊したよ、俺はベッドがあると寝たくなってしまうからね」


「じゃあ壊さないでくださいよ、私は創造神様のことを心配してるんですよ?」


「あぁ、まぁそんなことはいいとして」


「!?」


「俺は寝るから、寝ている間神界を頼んだよ?

100年位は寝るから」


「はい! お任せ下さい!! 創造神様、いえ

クエター様」


そしてクエターは、眠りについた


(なぁ、……ト お前テ…トの点数ど…だった?)


なんだこれは夢か? この光景は第二宇宙にある星、確か名前は、地球だったか?

でもなんで夢にこんな光景が?


(ん? 俺は、平均点ピッ…リだよ

まぁ、平々凡々だよ)


そうなんだよ俺はいつも平均点であだ名が

普通人

だったんだよなぁ………

え?なんで知ってるんだ?

というか俺は、誰だ? いや俺はクエターだ、

いや?

俺は死んだんだ、確か名前は…


(さっすが普通人、全てにおいて普通だと、逆にいい事あるんじゃないか?)


(いやそんなことないよ、俺のやることは何故か平均止まりそれ以上は行かないし、それ以下にも行かない、何か普通じゃないことしてみたいなぁ〜)


(そんなもんなのかー)


(ははは……なぁ耀太)


と、友達の名を呼びながら俺は、近所の公園を指さしながら


(ん? なんだ?)


(あの子この公園何してるんだろう?)


(……子どもがなんでこんな時間に、サッカーで遊んでるんだ? しかも1人か?)


そう塾帰りでもう外は真っ暗だ、子どもが1人でこんな時間にいるわけが無い。


(っ!! まずいボールが車道に、しかもトラックが)


(あのトラックの運転手寝てやがる。くっ、俺は、最近怪我をして本気で走れないぞ…っておい待てお前の足の速さじゃあ)


(うぉぉぉ間に合えぇぇぇぇぇぇ)


よし間に合ったでもこのままじゃあ轢かれるっ

せめてこの子だけでも!


ドンッ!

という鈍い音が聴こえた……

なんの音だろうか……

ん? 耀太、なんで泣いてるんだ?

というか俺って誰だっけ?

俺は今まで何をしてたんだっけ?


(おい!? 大丈夫か? 今、救急車が来るからな

だから目を開けろ、死んだら許さねぇぞ

━━カイト━━)


あぁ俺は死んだのか、そうだ俺の名前は

黒井海斗

全てが普通でやる事も普通な平均止まりの

高校生。


「はっ!!!」


「ん? 起きましたか? 創造神様」


創造神様?誰が?………………

俺だ!?


「い、いやぁ起きたよ、えっと………そうエジル」


「?確か予定は100年だったはずですが、50年で起きてしまわれたのですか…まぁいいです、寝てくれたのは事実ですし、ではすいませんが私は新人に教えることがあるのでこれで」


ガチャ

とドアを閉める。


(はぁ、なんなんだ?確か俺は、車に轢かれて死んだはず

どうなってるんだ?)


【サポーターの自動整理を開始します】


「えっ?」


(なっなんだ?全然理解できなかった今の状況が理解できるようになっていく?)


【マスターの今の状況を整理完了しました】


(おっ俺は、クエターであり、黒井海斗でもあるか……ん?状況は理解したけど意味はわから

ん………さっきの声の人、質問に答えてくれないか

な?)


【了解】


(うおっ聴こえた。じゃあ、あなたの名前は?)


【私は、ワールドスキル【サポーター】マスタ

ーの問いや脳の処理能力の向上など色々な場面

でマスターの為に尽くすスキルです】


(いや俺はあなたの名前を聴いたんだけど)


【私に名前はありません】


(そうなのか、じゃあ今日からお前の名前は

サト

だ!)


【了解 スキル名を【サポーター】からs】


(まてまてスキル名とかじゃなくお前の個人の

名前だ)


【………了解】


(じゃあ今俺はどうなったんだ)


【前世で死に 転生しました】


(なるほどなんかアニメみたいだな

それで俺は何をすればいいんだ?)


【神として今まで通りの生活を送るかもしくは

人として転生して前世夢見た異世界生活を送ることです】


(なるほど……ってなんで俺の前世で異世界に行ってみたいとか思ってたこと知ってるの!?)


【マスターの考えたことのあることは全て理解

しています】


(へ、へぇ。まぁとにかく異世界に憧れていたのは事実だしどうせなら異世界を謳歌おうかするか!)


【了解】

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