第03弾 出所後も安心。「懲役保険」

  ♬闇ネット闇ネット、闇のおそろし屋、本舗~♬


 「出所するのが怖い」


 そう思う人が更生できます。


 そこで!


 お薦めするのは「懲役保険」


 出所時に必要な身柄引受人、就職先、宿泊先、当面の費用を保証します。

 また、出所後のカウンセリングも受けられるので心強い。


 では、受刑経験者のお話を聞いてみましょう。



 何も考えず出所が近づくと「楽しみ~」って奴は、「残念!」

また、刑務所に戻って来ますよ。

 出所するってのは、犯罪をまた犯すかも知れない恐怖との闘いだよ。

 服役に慣れちゃダメだ。再犯率が高くなるからね、気を付けよう。

 特に長期受刑者になると大変ですよ、もう、浦島太郎ですから。

 携帯電話の扱い方が分からない。電子マネーに困惑。タバコは自販機で買えない。ワクチンパスポートがないから居酒屋にもいけない。就職も出来ない。そもそもワクチンはどうやって打つの?出所にあたっては、住所はどうするの?

 役所に行って在監証明を取って車の免許を取り直さなければならない。保険証の問題もあるね。当面のお金は?

 これが、一番しんどい。何をするにもお金は必要だからね。働けたとしても日払いならまだしも月給となると一ヶ月半以上も手持ちがない状態だからね。だから、住み込みが一番だね。でも、日払いは不安定で今後の計画も立てられず、結局、その日暮らしがお決まりのコースだよ。ラクさに流されちゃだめだよ。

 そうそう、柄受け、身柄引受人のことだけど、それが誰なのかも大事だね。

 誰が迎えに来るかで人生が変わるかね。組・悪友ならまた同じことの繰り返し。親は来てくれる?友達は来てくれる?来てくれなければ、仮釈放もなく、任期満了でとぼとぼひとりで刑務所を後にすることに。

 一様、刑務所の中でハローワークの方のお世話になり、次の就職先を決められるハローワーク面会ってものもあり、決まれば、柄受けはその会社の社長などが対応してくれることもあるけどね。この場合は、住み込みで働くことが多く、当面の住所とお金は確保できる。

 覚えて置いて欲しい事があります。出所後、一・二か月はシャバになれる期間が必要だよ。これに耐えられず、職場からの逃亡や再犯の引き金になる者も少なからずだよ。出所後、少なくとも一・二か月は、自由を謳歌するのではなく、自覚を促すもの。出所後は体調も刑務所とは違う、食べ物も違う、テレビの音量も違う、空気感も違う、感じる温度も違う、安堵を求めて馴染みの店に行ってみると、思っていたのとは違う、違和感を覚える、孤独感や卑下を味わうかも知れないねぇ。


 そんなこんなで困った時、役所に相談する手もあるが、「いきなり助けろ」はないよねぇ、何様って感じだよ。謙虚に、必要な書類を用意し、相談に乗ってもらう覚悟で伺うべきさ。年金だって免除になっているから説明し、指示に従うこと。隠しても役所の方はお見通し。正直に話すのが一番。時間の無駄や再提出を受けないで済むからねぇ。


 一言で言えば、出所が怖いのが当たり前、困れば相談すること。


 あっ、そうだ。大きな勘違いも挫折の要因になることもあるよ。刑務所や少年院で刑務作業や勉強が出来たり、資格がとれても社会では通じない場合も多々あることを知っておくことだ。不良の集まる学校で一番を取っても、社会に出れば底辺だ。トラブルがないように人間関係や作業時間など管理された刑務作業や少年院ではなく、突発的に起こるトラブルの対応を迫られる社会では、ストレスの掛かり具合が半端なく違う。その戸惑いが劣等感や逆恨みを生み出し、また犯罪へと誘うもの。

 あなたが、刑務所や少年院で頑張った姿など誰も知らないからね。皆が知っているのは捕まるまでの印象で止まっていることを理解することだ。

 少年院の場合、再犯率が高い者は、出所後すぐに、たばこや飲酒をするか否かだ。法律を犯す事への躊躇いの有無で決まる。自分を律する事を大切にね。

 先が見通せない不安は絶望感に繋がりやすい。馬鹿げているように思えるだろうけど、整理整頓ができていれば更生の可能性はあるよ。僅かな乱れに気づき、正す習慣がつけば、再犯防止に繋がるからね。


 最後に経験者からの苦言だ、聞いてくれ。


 初犯ならまだしも累犯となると世間の目も相当、厳しく信用も得られない。


 「選択肢は、居心地のいい処はダメ」


 親兄弟にすれば厄介者の到来。一日二日ならいいけどそれがず~となると腰が引けて当然。でも、住所の確定…経歴から部屋が借りれる?や保険証や免許の取得には時間が掛かる。最低でも一ヶ月以上。その間の生活費は?「ああ、なんやかんやと先行きを考えれば、不安でどうしようもなくなるのが通常の神経です。これらをクリアできれば厚生の道も切り開かれるからね、頑張って」。


 どうも、貴重なお話をありがとう御座います。


 「懲役保険」に加入すると出所後、雇い主に預けられます。決して心配されるような強制労働ではありません。四六時中、管理下に置かれるだけなのでご安心ください。勿論、身柄引受人や役所などには付添人が同行し、アドバイスも致します。


 最低でも半年から一年が勤務期間です。勤務態度によって延長もあり得ますのでご了承ください。その間は、給与から宿泊費・食費・光熱費・付添人代などの諸経費を引かせて頂いた分が管理会社の発行する金券で支給されます。寮内の支払いは全て金券で行います。これは、無駄遣い防止のためです。契約期間満了後、現金に換金されます。


 「懲役保険」は、受刑者の出所後を応援するものです。

 出所後のリナビリを踏まえて、生活の安定を図るための寮生活です。寝て、食べて、働くだけ。お金を使う場所がないので貯まる一方。但し、リクエーションとして寮内では有志による賭博開帳があります。自己責任で参加自由。借金を作ってしまった場合、提携組織の帝国興行主催の生死を掛け、多額の賞金を手にすることが出来る、人生一発逆転ゲームもあります。過去に何人かが成功され、何千、何億円と手にされた方もおられます。興味のある方はぜひ、ご参加ください。


 さぁ、迷っている時間はないよ。

 明日は犯罪者、いつ服役するかわかりません。

 そうなった時、面会者に以下の電話に掛けてもらいお申し込みください。

 電話は、フリーダイヤル0120-@8484-428まで。

 事前に一括払いの受けもお持ちしております。一括払いの場合、出所後の労働は免除されます。詳しくは、オペレーターまでお尋ねください。


 なお、逮捕後、本契約を行うため、面会にお伺い致します。サインや捺印をして頂けませんから、こっそり音声録音にてご契約をさせて頂きますのでご了承ください。クーリングオフは受け付けられない商品です。万が一解約される場合は、満額の最低50%が違約金として発生しますから注意ください。取り立ては、真剣に行わさせて頂きますので、軽はずみな逃亡はお考えにならないのが得策です。

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