巴瑞季

シェイラクト

【起源】

シェイラクト(英Sheilact)は「ヴェロニア銀河」に起源を持つが、彼等の巣は宇宙そのものであり、特定の星や惑星に定住せず、銀河を漂い続ける。

【身体構造】

顔立ち：人間に似た顔立ちで、目が銀河の光を反射する縦長の猫に酷似した瞳を持つ。

目：エネルギーの流れや量子の動き、空間の歪みなどを感知する。

皮膚：光沢のある銀灰色で、縄文土器の様な模様が浮かんでいる。エネルギーの流れや感情に応じて変化する。

触手：背中に六本の烏賊の触手に酷似した器官があり、これを使って移動を行ったり、エネルギーの感知・操作などを行う。

前脚：猫の様に優雅で、エネルギー場を捉えるセンサーとして機能します。

後脚：真空や重力変動に耐えられる程に力強く発達している。

尾：鯨の尾びれに似た長い尾。光を纏い、宇宙空間での推進力となる。

【能力と生態】

知性：シェイラクトは深い宇宙的叡智を持ち、銀河の記憶にアクセスしています。テレパシーで他の生命体と交信し、種族間ではエネルギー振動でコミュニケーションを行う。

エネルギー操作：エネルギーを吸収・放出し、環境に影響を及ぼしたり、背中の触手でエネルギー振動を起こす。

保護膜の生成：「物質膜」と呼ばれる透明で虹色に輝く膜を生成し、有害物質や攻撃から身を守る。エネルギーの充填や瞑想にも使用されます。

最速の機動：シェイラクトは、宇宙空間での移動速度において最速と言える起動能力を持っています。背中の触手と尾が組み合わさり、瞬間的に加速し光速に近い速度で星々の間を移動する事が可能である。この能力によって広大な宇宙を短時間で渡り、あらゆる星系に素早く到達する事が可能。

繁殖： 個体の成長サイクルは非常に長く、繁殖は極稀。固定された繁殖用の繭で新たな個体が生まれる。

【繭に関する情報】

通常の繭：シェイラクトは日常的な睡眠、瞑想、休憩を取る場合に繭を生成する。この繭は軽量で柔軟性があり、エネルギーの流れを調整してよりリラックスさせる様にに設計されている。外観は穏やかに揺れる光のベールの様であり、宇宙空間でシェイラクトを包み込みこむ。繭は役目を終えると即座に分解されていく。

繁殖用の繭：繁殖用の繭は、上記の繭よりも遥かに重厚で強固な構造である。繭の表面はエネルギー場によって強力に保護され、外部からの干渉を完全に遮断します。内部には高度に濃縮されたエネルギーが循環し、新しいシェイラクトの誕生を促進します。この繭は天体の表面、または浮遊する宇宙塵に固定され、時には小さな星雲の一部の様に見える。繭が役目を終えると、そのエネルギーは銀河に還元され、繭自体も崩壊する。

【社会構造】

意識の集合体：物理的なコミュニティを持たず、「意識の集合体」として存在して精神的なネットワークを形成し、集合意識の一部として全体の調和を保ちます。

【神秘的な特性】

「時代の担い手」の守護者：シェイラクトは宇宙の重要な変革時期に、特定の種族や個体を見守り、導く「時代の担い手」としての役割を持っている。

転生：死後、そのエネルギーは「意識の集合知」に還元され、新たなシェイラクトの形成に利用される。過去の知識を継承しつつ進化した自己として新しい個体が誕生するのだ。

【瞳の色とその意味】

黄金ノ瞳：生命や意思の輝きを象徴する色。知恵と理解の深さを示し、種族全体の宇宙に対する深い理解を示している。

翡翠ノ瞳：地球人類を肯定する律を象徴する色。進化の意志や共感から生まれる暖かな光を表し、人類の可能性や成長を見守る優しさと調和を示している。

深紅ノ瞳：地球人類を否定する律を象徴する色。湧き上がる狂気や内なる混乱と苦悩を示し、破壊的なエネルギーや自己の内面の混乱を示している。