第2話〈宝探し〉の本領
...なんだぁ?ってここどこだ?私は誰だ?やばいやばい本当に知らない大陸来ちゃったじゃん。落ち着け俺...
いやどこだよここ!見渡す限り周りは大樹だらけで正面には巨大な遺跡があった。ジャングルか何かか?
そうだ俺を拘束した奴が言ってたな、
「てっぺん触れるかもしれねぇ」って、もしかしてこの〈宝探し〉のこと言ってんのか?よし、神頼みで使ってみよう。いくぞぉ
ハッッッッ!
俺の声と同時にサークルに囲まれた。すげぇ久しぶりに使ったけどいろんなことがわかるなぁ...ふと遺跡の方に目をやると、沢山の宝箱があった。これは、大物かもしれない...恐る恐る遺跡の中へ足を踏み入れた。敵は全くいなく、明かりがついていた。まるで誰かが住んで以下のようだった。何も危険には遭遇せず、あっさりと宝箱にたどり着いた。早速中を確認しょうとすると...
「おい!誰だ?そこに誰かいるだろ」
ヤベェやっぱり誰かいんじゃねえかよ。やばいやばい。ってなんだこれ?北2メートル、誰にも見つからない隠れ場所?これまさか〈宝探し〉の能力か!
あれば急いでそこに行き、すぐさま隠れた。蜘蛛の巣がいっぱいあり、いかにも使われてなさそうな部屋だった。この〈宝探し〉もしかしたら、ものすごい能力なのか?すると、さっきの奴が息を切らしながら宝箱のあるところへやってきた。
「なんだ、誰もいないのか、危なかった。この宝箱の中にある秘境「オラビア」の地図が盗まれたら、危なかった。まあ、誰もいないのなら大丈夫か。よし、ここから西にあるスフィー村にでも行って、クエストでもこなすか。」
といって部屋から出て行った。ふぅ、なんとか撒いた。
って秘境の地図!?
確か「オラビア」って言ってたよな。よし早速頂いちゃおうかなぁ...けど怖いな。いやいやここで止まってちゃダメだ。俺は恐る恐る宝箱を開けると、巻物のようなものが入っていた。これかな?まあ、とりあえずもらっておこうっと。中はどんなだ?と思い、開くと、世界地図のようになっていた。そして、この遺跡を中心に色々な秘境の場所が乗っていた。その中に奴が言っていた「オラビア」というところはここから南にあるようだ。
しかしまだ秘境に飛び込むのは命知らずにも程がある。まずは奴が言っていたスフィーという村に行ってみよう。もしかしたら頼れる仲間が見つかるかもしれない。そう思い、俺は力強く前進した。
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