2002年 5月17日

 2002/5/17(金)

 

 今日は平日、しかしいつもの平日とは少し違う。

 今日も元気なレインがいるからだ。

 

 今朝も4時、レインにミルクの催促をされて起こされたのが始まりだった。

 哺乳瓶を煮沸して、ミルクを作って飲ませる。

 文章にするとたった1行で終わってしまうけど、実際にはかなりの手間がかかる。

 時間にすれば、1時間はかからないが、少なくても30分はかかるな。

 で、ミルクを飲んでまたすやすや眠るレインを横に置いて、

 僕自身もまどろみの中へ入っていった。

 

 僕が本格的に起き出したのは、朝の9時ごろだったかな。

 ちょっと遅め。

 メールチェックなどをして、またミルクを作ってレインに飲ませる。

 しかし、どうも昨晩のように上手く行かない。

 レインが目が見えないので、哺乳瓶を認識できないみたいなのだ。

 昨日はたまたま上手く行ったけど、今度は全然ダメ。

 で、また親戚の所へ行って、どうしたら上手く飲んでくれるかを聞いてみた。

 やっぱ目が見えないうちは、無理やりにでも飲ませるしかないみたい。

 でも、無理やり口の中に入れても、異物だと思って吐き出してしまう。

 目が開くまで、1~2週間はかかるんじゃないかって言ってたので、

 この苦労は暫く続きそうである。

 

 (中略)

 

 レインは車の中は好きみたいだ。

 振動が心地よいのか、家にいるときよりぐっすり眠っている。

 確かに子供の頃って、車の中でよく眠れたりしたのを思い出す。

 あの振動とかエンジン音って、動物にとって快適なんだろうか?

 新型の安眠グッズを作っている訳でもないし、そんな事はどうでもいい。

 

 (中略)

 

 で、4時から考察・・・と思ったら、レイン、お前また腹減ったのか。

 食う、寝る、食う、寝る、これを5~6時間おきにやられるので、大変だ。

 まぁ僕が育てると決めた以上、投げ出すわけにもいかないし。

 健やかに育ってくれれば、この苦労も報われるってもんさね。

 

 (中略)

 

 さて、レインも眠そうだし、こいつが寝てる間に僕も休まないと。

 絶対に夜また起き出して、ミルクくれって騒ぎ出すに違いないから。

 早々と寝ることにしよう。

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