第11話 オラつくあの娘は炎の龍なのです<3>
「えーと、
「
ヒュリアはキレ
「ぜんぜん」
キッパリ
そりゃ、そうでしょ、
「よちよちのガキでも、知ってる話だぜぇ」
アティシュリは
ついでなので、気になってることを聞いちゃいましょう。
知らぬは
もう
「じゃあ、
アティシュリは、あきれた
「しょうがねぇなぁ、キャラメルの
はい、ここからは『
そんな
ちなみにウガリタ
「――まあ、
「そ、それじゃあ、まさか……、僕も
動いてねぇだろ、というツッコミ、ありがとうございます。
「いいや。てめぇは
ふぃー、
ヒュリアも
「だがよ、
「いやだなぁ、僕は
アティシュリは
「そ、それじゃあ、エフラトンって
「ああ、エフラトンか。サフの男でな、いつも
仮面の
たしか、そういう
「――すみません、アティシュリ様、私もお
ヒュリアが思いつめたように言います。
「なんでぇ。このアホのついでに答えてやるぜ」
アホぉ?
アホちゃいまんねん、
まずい、この
「えーと……、その……」
「アトルカリンジャのことが知りてぇんだろ?」
ヒュリアが、こくりと
「――私は……、私はずっと自分の
「ふん、そうか……。
「病気!?」
「ああ、
アティシュリは、そこでまたキャラメルを
「アトルカリンジャって名は、エフラトンがつけたもんだ。
「
「かかっ、そういうこった。
はいここで『教えて、アティシュリ先生、
これを受けると人はエネルギーを
下にあるものを『
まるで
そして
ヒュリアの『
つまり最高位である『
だから
天と地で取得できるエネルギーが
ただし
ほとんどの
これは
いや、
まあ、ヒュリアが
「では、フェルハト様も
「そうだ、と言いてぇところだが、
ヒュリアの
「アトルカリンジャになった者でも、何かのきっかけで、
「――
「そうか。フェルハトの方は
つまりバフですな。
「このアトルカリンジャっていう
「
「ああ、あまり人間には知られてねぇことだがよ。それは
「
「
このオラついたドラゴンが
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