転生できずに地縛霊のままなんですけど……
朝羽ふる
第1話 お約束は破るためにある
「これって、あれかな……」
そこには、白く
二つの月は、
もちろん、ここは地球じゃないでしょうね。
たぶん
つまりこれは
まあ、普通かどうかは置いといて、ほぼ
だとすれば、きっと僕はここでラノベの
それこそがお
つまらん
なんだか
でもここで、あることに気づきます。
自分の
まさか、そんなことは……、ないよね……。
そして、声にならない
悪い
思わず
「転生してないやろがいっ!」
こんなことになったきっかけは、あの日……、つまり
僕は
ところで、僕には
第三の目ってやつですね。
その日の朝も、歯を
弱めですけど、かなりよくあたり、それがあると必ずクローゼットやテーブルに足の
だからビビッと来た後は小指をぶつけないよう、
まあ、小指をぶつけなくても、
バスに乗り
そうならないよう、そろりそろりと出かける
家を出てバスに乗り、式の
ホッとしたのも
外で式の
彼とはクラスも違い、
しかし彼が、ふいにある事を口にしたせいで、
それは、僕が好きだった
彼女の名前は
いじめられていた僕を助けてくれた、強くて
今も元気にやってるだろうと思っていた僕は、式が始まっても会場に
それで
彼女の
そこで、
しかし、これがまずかった。
ガスコンロでレトルトのおでんを
コンロの近くには酒とツマミの入ったコンビニのレジ
たぶん、それに
火が
気づいたときには家の
もちろん、
なぜかといえば
出ようとしても、
そして、ああこれが
何もできないまま
この場所は
それに
どう見ても
だから
でも
泣きたくなりますが、
そもそも、
だったら、
何でもいいから
そんな
東京の
一つはどちらも
家があったことの
家の前には
代わりに
きっと家を
もう一つの
家の
どうしていいかわからず、
そして、そのとき
つまり
それに地面に
でも今は
そこで自分の
まず
炭の
鼻からは炭の
でも、
ただ、目の前の空地をぼーっと
するとふいに、空地の
しばらくすると光は人の
すると
何あれ、手を
でも、
しかし、
それは
『
さらにその文字の
『
「何々、どゆこと、この文字なんなの、どっから出た?」
消滅って、まさか僕が消滅するってこと?
いやいや、そもそも、これ何なのよ?!
時間が
(もしもぉし)
(もしもぉし、聞こえますか?)
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