第2話 ダイエット

アイリーンは旧正月中に実家で料理を作ったり酒を注いで回ったりと忙しくしていたが、それ以上に料理やお菓子を食べまくった為に体重が著しく増加してしまった。

このままでは仕事に支障をきたしてしまうのでダイエットをしなければ。そう思い立ったアイリーンは同業者にして鋼の肉体を持つ男・副にオススメのダイエット法を尋ねた。副から返ってきたのは「ジム」という答えだった。


「ジム最強よ」


「副さんもどっかジム行ってんの?」


「大洲町の体育館の中にあるジム」


「あー市営のね」


殺し屋らしからぬチョイスに驚きつつ、自分も通おうとアイリーンは思った。

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