太宰治の決めゼリフ「死ぬ気で恋愛してみないか」薬物中毒で6回自殺を試みる

 青森の豪農の家に生まれた太宰治は薬物に溺れ、何度も自殺未遂を起こしている。


 恋人の芸者初代と駆け落ちして東京へ。


 結婚したものの、実家と縁を切ったことを後悔したのか、薬物中毒に。


 熱海で豪遊しすぎて、借金のかたに男友達を置き去りに。


 この体験から生まれた名作が『走れメロス』


 作中のメロスは友人を助けに戻るが、現実の太宰治は友人を助けに戻らなかった。


 第二次世界大戦後、没落貴族の女性との恋愛を描いた『斜陽』(太宰の実体験がベース)がベストセラーに。


 太宰治はとても女性にモテたそうで、自殺6回のうち、3回は女性と一緒。


 一緒に死のうと誘って、自分は死なずに愛人だけ死んだり、自分の浮気は棚にあげて妻の浮気に激怒して二人で死のうとしたり(このときは太宰も妻もセーフ)、最後は違う女性と川に飛び込み、本当に死んでしまった……


「死ぬ気で恋愛してみないか」と女性を口説くことが多かったそうだが、一緒に死のうと恋人を誘っておいて、妻には「誰よりも愛していた」と書き残し、死んだ女性が可哀そうじゃん……と私は思ったのだった。


 (深い考察と言葉が出てこない書き手ですみませんm(__)m)


【頂いたコメント】


 終戦前後、太宰治はとある屋台を行きつけにしていたそうですが、その屋台の主人の証言。


『太宰さん?ああ、良くうちの屋台に来ていたよ。

それにしてもあの人は、モテない人だったねぇ~』


 屋台の主人曰く、彼は自分の文学のファンの女性を、片っ端から屋台に連れて来て、口説きまくっていたそうです。

 でも勝率は極めて低かった様で…。


 下手な鉄砲数打ちゃ当たる式…なのかな?


 物資不足の当時の事、屋台であっても今で言う、高級料理屋に近いのではないかと…。


 彼は文章表現能力では紛れもない天才ですが、男としてはまったくの屑です。女の敵です。

 それに惹かれる女性が一定数いるのもまた男女の綾…。


 川端康成と三島由紀夫は師匠と弟子ですが、太宰治の事が大嫌いだった事は良く知られています。

 その川端に、【芥川賞を取らせて下さい】と懇願する手紙を書いているあたり、どうしようもないというか、

 如何にも太宰さんと言うか…。


 そういうお馬鹿な所も含めて、坂口安吾は彼と付き合い、飲み友達だったみたいですね…。


 (白狐姫と白狐隊様)


 いつも楽しいコメントをありがとうございますm(__)m

 白狐姫と白狐隊様の坂口安吾の話、めちゃくちゃ面白かったです♡

 感謝をこめてm(__)m

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