海の護り女

侑李

登場人物、設定紹介


※登場人物等増えたり、大まかな設定の書き忘れがあった場合、こちらに随時更新していきます。






人物紹介



林実咲



この物語の主人公、1996年4月12日生。中学卒業後すぐ海兵(海軍士官学校)入学。軍人としては小柄な体格ながら鍛えに鍛え優秀な成績を残し、異例の早さで卒業後も異例のスピード出世で18歳の頃には既に多数の部下を抱えていた。



柳弦


実咲の夫。1986年8月4日生。以前、任務でマーシャル自治領に行った際、実咲が思いを告げ、数年付き合った後、結婚。実咲のベルリン行きにも同行。



林実



実咲と弦の長男。2021年2月24日生。実咲も弦も日本単独国籍であるが、実はスウェーデンで生まれた為、スウェーデン国籍も持つ。



林駿地



実咲の父親で海軍中将。1967年2月15日生。娘のスピード出世に伴い、海軍からのお祝いという形でこちらも一気に昇進した。



林麻美



実咲の母親。1969年5月3日生。軍人の妻として色々と苦労し、実咲の海軍入りにも内心反対だったものの、最終的には夫と娘の選んだ仕事を応援している。



井浦沙羅



実咲の幼馴染にして大親友。1996年5月8日生。災害特別救助隊員。一度正規隊員を退官したものの、平成28年中九州大震災を目の当たりにした事をきっかけに復帰を決める。

この彼女は特殊な転生者で、その関係で政府に太いパイプを持つ。




井浦千寿→砂田千寿



沙羅の弟。2006年1月12日生。平成28年の震災で親友を亡くした経験から特救を目指すが、教師になりたいという夢も捨てていない。2024年、アメリーと結婚し砂田(シュナイダー)姓へ変更。



アメリー・シュナイダー(日本名 砂田アメリー)



ドイツ連邦海軍士官→日本海軍士官。1995年5月29日生。国籍はドイツ、日本、満州。実咲と同じく若くして将校になった優秀な軍人で、キール軍港の視察に来た実咲とある事をきっかけに仲良くなる。2024年、千寿と結婚。



砂田彩


千寿とアメリーの長女。2025年11月5日生。



井浦敏明



沙羅と千寿の父親。1972年7月16日生。彼女の豪放磊落な性格や言動はこの人譲り。実咲や俊弥の事もよく気にかけてくれている。



井浦瑠美



沙羅と千寿の母親。1972年10月30日生。娘の沙羅、婿の俊弥、息子の千寿はもちろん、昔からよく知る実咲の事も常に気にかけ、マメに電話をくれたりしている。



三藤俊弥



沙羅の夫。1996年4月28日生。福岡ライオンズ所属のプロ野球選手。こちらも実咲の幼馴染にして大親友。実咲達もそうであるように夫婦別姓はこの世界の日本では当たり前の事である。



井浦和也


沙羅と俊弥の長男。2009年6月8日生。夫婦がグアムへ新婚旅行に行った際、引き取る事を決めた少年で、実咲にもよく懐いている。



三藤美奈



沙羅と俊弥の間に生まれた長女。2015年7月26日生。こちらは父親の苗字を名乗る。性格は母親譲りで我が強い。



加藤美輝



女子プロ野球選手。1996年6月6日生。沙羅と俊弥が子供の頃、一緒に野球をしていた仲間で、実咲とも仲良くなっていった。普段はおちゃらけた性格だが正義感が強く、仲間思いの優しい人物である。



三上優茉



こちらも元は沙羅と俊弥の野球仲間で、2人の親友の実咲とも仲良くなる。1997年1月8日生。高校を卒業後、熊本市内の会社に勤務している。



深山大使



在ベルリン日本大使。1970年9月3日生(深山本人の方)。若き駐在武官の実咲をなにかと心配している。そして、その魂は沙羅と深い縁がある様子。ちなみに下の名前は大使ひろと



小島瀕



実咲と同時期の在ベルリン陸軍武官。1978年12月6日生。若くしてエリートコースを歩む実咲を快く思っていない様子であったが、その後打ち解ける。



神田伊澄



実咲と同時期の在ベルリン空軍武官。1968年3月7日生。同じ女性将校として、よく実咲を気にかけている。





山村梨花



実咲が駆逐艦初雪の艦長となった際の副長で、海軍兵学校では実咲達の1期上の代であったが、先輩後輩を超えた関係となる。

1995年11月6日生。たまに脆さも見せる実咲を心配する事もあるが、基本的には信頼している。



松井彬


実咲の海兵同期。1992年10月4日生。実咲が初雪の艦長となった際に航海長ポストを直接打診され、快諾。実咲のみならず梨花とも海兵時代より親しい。




砂緒菜生



こちらも彬と同じく実咲の海兵同期。1996年4月3日生。実咲が初雪の艦長となった際、通信士官としてオファーが来たが艦隊勤務は嫌だと断り、江田島で情報通信系の教官をやっていたが、後に艦隊司令として実咲が艦長を務める艦に座乗。



岬 秋乃


駆逐艦晴風の艦長(登場時)。1997年2月9日生。実咲の同期の1人で、地元も近い。梨花やアメリーほどではないが、実咲は彼女の事も大事な同期、親友だと思っている。



棟田 真紘


こちらも実咲の海兵同期。1996年7月5日熊本市健軍町月出で生、2020年12月16日葡領マデイラ沖にて戦没(享年25)。最終階級は死後二階級特進で大佐。地元が一緒で小さい頃から海軍に入ってもいつも一緒にいた秋乃を通じて実咲とも仲良くなるが、欧州での戦争で乗艦と共に戦死。魂は沙羅の中に眠る。



早川水樹



佐世保鎮守府情報管理部所属の士官。1990年9月18日生。







設定等




大日本国



とある並行世界の日本。ざっくり説明すると、日露戦争での惜敗を経験して英米の内政干渉紛いの改革を断行、二度の大戦で連合国として戦勝国となり、経済軍事両面で主にアジア方面で強い影響力を持つ大国となった。

2020年代の今は、本土の53府県の他、マーシャル諸島、カロリン諸島の一部、北マリアナ諸島(サイパン、テニアン)を自治領に持っている。







国防総省(通称は庁舎ビル所在地の市ヶ谷)



陸軍省、海軍省、空軍省を統括する日本の省。平時に於いて全軍の総指揮権を統括している。

実咲達への命令や通達は海軍省より発せられ、下記の鎮守府や各司令部より現場に下る。




鎮守府



大泊、室蘭、釜石、横須賀、舞鶴、呉、佐世保、基隆と比較的大きな軍港に置かれる海軍艦隊の後方司令部のようなもの。長官達は前世大日本帝国海軍の鎮守府長官よりも権限は拡充されている。




沿岸警備艦隊→海上護衛艦隊



かつて予算の関係で沿岸警備の専門組織が作れず、止むを得ず海軍が受け持つ事になった沿岸警備。経済が豊かになった今も、結局別途での組織編成はされず、日本海軍の本職である。





防災省災害特別救助隊


通称はトッキュー、SRT。災害大国日本に於いて、ありとあらゆる災害を想定し、人命救助を何よりも優先する組織。隊員は特別官職と扱われる。軍とは協力関係にある。




万和


この世界の日本の元号。2017年正月〜。

この世界でも多くの日本人は既に西暦に馴染んでいるが、慣習として元号が残っている。一世一元の制は廃止されているものの、これまでは譲位と改元はセットになっている。



安治



160年ぶりの災異改元によって改められた日本の元号。2026年の正月〜。















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