素晴らしき世界にご招待!
(Hollow)
第0話 エピローグ
「私とつき合ってください」
「はぁ⁉」
僕こと
何故だ?
僕は顔はまずまずだし、誰かを助けた覚えもなければそれこそ誰かに好意を寄せられる覚えもない。
ましてや相手は学校一の美人で、狙っているイケメンも多い。
それに僕には昔からの思いがある。
それを踏みにじるわけにはいかない。
「ごめんなさい。僕みたいなモブはあなたとはつき合えないです」
一瞬目の前にいる美人の顔が嬉しそうにゆがんだ……どうやら気のせいだったらしいい、とても悲しそうにしている。
僕はさらに追い打ちをかける。
「ましてや全く好きでもないあなたと何故僕がつき合わないといけないんですか?」
おっ、顔面が白くなってひびが入っていったぞ。
まるで漫画にあるリアクションみたいだ。
さてここらで邪魔者は退散しようか。
後ろから「まって」と声がかかるけど無視して逃げよう。
この時の僕は知る由もなかったのだ。
あの時の僕の選択が僕の人生を大きく変えることになるなんて。
そして後悔するのだ。
あの時告白を受け入れればよかったと……
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初めての投稿ですので、不備等ございましたらお知らせください。
温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
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