僕の青い春は赤いようです。
りゅうのしっぽ
君に告られ、殺される。
「私と、、、付き合ってください」
高校2年間、青春っぽいことなんて1度もなかった僕についに春が来た。
僕に告白してくれている女の子は、クラスの中でも人気が高い「
そんな子がアニメ大好きオタクである「
普通なら迷わず即OKしたい所だが、
「ごめん、君とは付き合えない」
「、、、理由を聞いてもいい?」
「それは君が、、、」
「私が?」
「僕の喉に刀を突き立てているから」
僕、
どんなに可愛い子でも、どんなに愛嬌がある子でも刀を喉に突き立てられれば男は青い春より、赤い血が見えるってもんです。
「だからまずその刀をしまってくれない?」
「それは、無理かな。だって男の子って危険だし」
「はぁ でも青井さん。僕のこと好きなんだよね?」
「違うよ?」
「えっ?だってさっき「付き合ってください」って」
「あぁ~ 違う違う。私が告白したのは、赤羽くんじゃなくて」
グサッ
僕の喉からなぞるように心臓位置に移動する刀に愛でられるように僕は刺された。
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