第2話

やっぱりこれを書いた日の夜中、仕事帰り自宅のアパートの鍵を開けていたら、隣の人が出てきた。

初めてだったから、急いで家に入ったけど。見たのは、髪がボサボサ肩まで伸びて、ちょい小太り、グレーのスエットを着たおやじだ。

1つも音がしない日が多いのに、住んでるんだ。

ロフトのミシミシする音が、時々聞こえるだけだが、こちらが仕事でいない時に、動いてるのかもしれない。

それに、長距離ドライバーとかだったら、寝るだけとかもあるのかな?

でも、トイレの流す音聞いたことないけど。

2階や反対の隣は、トイレや台所の音が凄いからすぐわかるけど。たまに、女とのアレの声も。

たまに、LINE電話がなってそれにも出ない。

もしかして、幽霊?

そんな事を、考えながらまた今日もコインランドリーに洗濯に行かなきゃと思いながら、食パンにマヨコーンを乗せてトースターにぶち込んだ。

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