キラ

ハメリュ

第1話

私が思いついた記事を探す時、人の事を思い出す時、何故かその人に何かある時だ。

だから、私と知り合いにならない方がいい。

それは、良い時もあるし、悪い時もある。

苦しい時もあるし、幸せな時もある。

思ったら次の日に、亡くなったニュースがある時も何度かある。思ったら、次の日結婚を発表した人もいる。

この人、何か甘い匂いがするなとか、汗を沢山かいているなって、思ってもっと話したいと思うけど、道端の人や、忙しい人とは、話せないから、私もはっきりとは、何が起きるかわからないから。

はっきりしない、ぼやっとしたこの感じはなんなんだろう。

でも、それを思うときははっきりと思う。

名前も浮かぶ。

これは、多分自分だけの幻想なのだと、いい聞かせる。

誰だって、あるはずだこんなのと、いつも自分に話しかける。

例えば、隣の人は住んでるのか、住んでないのか、わからないがたまに、音がする。

でも、もしかしてもう長くはないのかなとか、いつも、そんな事で悩む時もあるが、何も考えないで、虫の写真の本をじっくり見てる私が、本物だと思っている。

虫の神秘に勝てるものがあるだろうか?

1番嫌いで、一番好きな生き物かもしれない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る