婚約破棄をよく知らない日本語勉強中のアメリカ在住のマイケルが書いた婚約破棄小説

沢谷 暖日

私は落ち込みます。

「あなたは結婚破壊です」


 ここはお城です。

 目の前の女に結婚破壊と言われました。

 私はどうすればいいのでしょうか。


「そうですか。私はとても悲しいです。なぜそうなりましたか?」

「なんででしょう。私には分かりません」

「そうですか」


 空気が最悪です。

 どうすればいいのでしょう。

 腹が立ちます。

 寿司が食べたいです。


 私は言います。


「これをあげます。火の玉」


 女に向けてそれは飛んでいきます。

 私は嬉しいです。


「私はそれを受け取ります。熱いです。熱いです。水を下さい」

「私はあなたに水をあげません。なぜなら私はあなたに水をあげたくないからです」


 女が頭を燃やしながら部屋を出て行きました。

 気分が良くなりました。

 だから、私は東京スカイツリーを見に行きます。

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