あるオカメの話

@kotkp

第1話

私の名前はぽー。オカメインコだ。

少し前に知らない人と一緒に、この知らない場所にやってきた。

今まではご飯が目の前に出されるから食べていたけれど、この人は出してくれないみたいだ。お腹がすいたからしょうがないから食べる。

今までのご飯より硬いけれど、悪くない。

この人たちは、私がしゃべれはしないが、人の言葉を理解していることに気づいていないようだ。可愛いだの、おとなしいだの言っている。

まあ、他にすることもないし、しばらくこの人たちでも見ているとしようか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る