言語曼荼羅

凪常サツキ

前書き


 この日記は、私がいかにして意識を拡張し、世界の真理を記述するに堪える道具:言語曼荼羅を開発したかを記す文書である。今後私の拡張頭脳・意識が世界を変革するのは実に明白であるから、その思考体系と言語曼荼羅がどのようにして生まれたかを記すのは当然の理論であると、そう閃いた故の記録である。本書は万人に向けて書かれたものであるが、何人も拝読する際は首を垂れて畏敬の念を最大限放出しながら読解すべし。理由はただ、私がその開基ということただ一つである。

 九月十日、著者 申す


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