第45話 姉妹のカフェ時間
私には5歳上の姉がいる。
5歳離れているとだいぶ年齢差があり、こどものころから姉だけど私の保護者のようだった。
私が中学生、姉が高校生のころ、姉に連れて行ってもらい買い物に行くことがたびたびあった。
母にもらったお小遣いで洋服を買った私、レジに行くと「優しいママだねー」と店員さんに言われる。笑いをこらえる私、怒る姉。今でも鮮明に覚えている。
ちなみに今でも、姉の子供だと間違えられたことがある。
姉は子供のころから大人っぽく、私は身長が小さいことが大きな理由だろう。
夢見る夢子、姉にそう言われる私と
正義感が強くお祭り大好きな姉(お祭りやイベント行事に燃えるタイプ)
「おねえちゃーん!」私はいくつになっても姉の心強い存在に甘えている。
姉が一人暮らしを始めてからは、姉の家に泊まりに行くのが秘密の楽しみだった。笑
学校帰りに制服でお姉ちゃん家に行ったり、お姉ちゃん家に泊まって次の日お出かけしたり。今思うと仲良かったなぁと思う。
現在、いい大人になってもたまにたまに二人で買い物に行く。
最近はドライブしてコストコであーでもないこーでもないと言いながら買い物をして、おいしいコーヒーと甘いデザートを食べておしゃべりするのが定番だ。
なんでもない時間が楽しい。たまにしか二人で会う時間はないから余計に。
友達とも、親とも、夫とも違う。
また違った安心感と楽しさがある。
姉妹という関係は私にとってとても大切な存在。
それにしても姉妹といえども、
声がにてる。
自分で話してて不思議な感覚。
終
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