第29話 63冊目
2021年、今年に入って63冊目を読み終えたところだ。
今まで何冊読んだとかとくに気にせず読書をしてきた。
これといって何か変化があったわけでもないが、私はどんな本を読んで、どんな言葉に心を揺さぶられて、どんな想いをいだいたのだろうか。
とふと、考えた。
そして、お気に入りの手帳に思い出せる限り読んだ本を書き並べた。
本の名前と作者をずらりと書いた。
そして数えてみたところ今のところ63冊だった。
本の名前を見て、あーこういう内容だったな。あーこんなこと思ったな。
と度々思い出すのが好きだ。
詩集なんかは何度も読み返す。
少し時間が経って読むと、全く別の感情がするから面白い。
今年は特に海外文学に興味をもった。
印象深かったのは、
『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ
『クララとお日さま』カズオ・イシグロ
『ミー・ビフォア・ユー』ジョジョ・モイーズ
『フィフティ・ピープル』チョン・セラン
『殺人者の記憶法』キム・ヨンハ
読んだ後のうぉぉっという衝撃の5冊。
誰かにちょっと読んでみてって勧めたくなる。
文章に圧倒された。
海外文学は読んだことないのーって人にもぜひ読んでほしい。
読書の秋を一年中満喫している私。
よく友人に「休みの日何してんの?」「家で何してんの?」って言われるけど。
「本読んでる。」といつも決まってそう答える。
「嘘でしょ?」「あとは?」みたいな反応だが、嘘ではない。
適当に答えているわけではなく、本当なんだ。
本当に、
私は家で本を読んでいる。
終
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