第4話 悪魔シャックスと連続バイク盗難事件
「女川(おながわ)先生、元気ないよね…?」
右隣の席の海生が一馬に話しかける。女川というのはこの学校の国語教員で、主に高等部での授業を担当している。成人男性にしては小柄でもともと覇気のある方ではなかったが、さっきまでの授業中はいつにもましてそれがなかった。
「でも顔色はよかったんだよなあ」
「ショックなことがあって、それがまだ体調に出てないのかも…眠れないとか食欲がないとか、そういうのが続いて本格的に体調崩しちゃうパターンが一番多いし」
「わからないとこ質問しに行って大丈夫かな…」
「授業の一環なんだし、ちゃんと答えてくれるとは思うけど…」
分からなかった部分の質問をしに職員室へ行くのを一瞬は躊躇した一馬だが、あの状態がすぐによくなるとも思えず、なら早いほうがいいと思いなおした。
「あのー…今お時間大丈夫ですか?この古語の現代語訳がちょっと分からなくて」
「ああ…」
放課後職員室を訪ねた一馬の声に、女川は夏の終わりごろのヒマワリのようにぐんにゃりしながら、なんとも気のない返事をする。
理事長と寮や食堂で食事を作ってくれるおばさま方以外の職員は皆パンデモネアと聞いているので、当然この教員にも72柱のだれかが宿っているはずなのだが、そんな風にはまるで見えない。
「なんかあったんすか…彼女にフラれたとか…?」
「僕に彼女なんていたことないよ…このところ市内でバイクだけ狙った盗難事件が起きてるだろう?…僕の愛車もやられた。コンビニ寄ってる間だったよ。そんなに新しいわけでも人気の型でもないけど、大切に乗ってきたのになあ…」
女川の言う通りここ最近盤馬市内ではバイクだけを狙った連続盗難事件が起こっていた。被害に遭ったバイクは人気の新型からご老人の足になるスクータータイプ、果ては郵便バイクまでバラバラで、そのため何が目的かはっきりせず捜査が難航しているという。
それにしても彼女がいたことがないと自分からわざわざ話して傷をひどくしにいかなくてもいいだろうに。同じ悪魔が二人に憑依することはないらしいが、これでレラジェが憑依していたら今頃自爆して精神的に死んでいたかもしれない、と一馬は翠と知り合った日のことを思い出す。
「君が宿す悪魔の力で探し出したりできないか!?」
「自分でやったらいいじゃないですか!」
ついに女川はプライドどころか恥も捨てた。生徒に泣きつく教員なんてそうそういるものではないが、もうバイクが見つかり戻ってくればなんでもいいのだろう。
「僕に憑いてる悪魔にそんな能力はないよ!」
「アムドゥシアスにもないですけど!?」
「大声で騒ぐなら外でやらんかい!!うるさくてかなわん!!」
どう見ても体育教師ですありがとうございました、な大柄な男性教員に怒鳴られる二人。怒鳴る理由はごもっともなので、一度職員室を出る。
「つまりはそういうことだからさ…頼んだよ…」
「うう…」
そこそこお人よしなことに付け込まれて従姉にパシリにされていた一馬は唸る。成人男性とはいえこんな小動物のような表情をされては無下にできなくなる。かといって先ほど女川に言ったように自分に宿る悪魔に盗品探しの能力はない。
力の応用でできるようになるのかもしれないが、あいにくそんな技量もない。
「先生転入生困っとるやんか、その辺にしたりや」
「ああ君は…いやでももしかして」
一馬にすがる女川に声をかけてきた関西弁の男子生徒のひとことに、少しだけ背筋を伸ばす女川。
「盗まれたもんを盗み返すっちゅうことやろ?そーいうんは十八番や。サクッと取り返したる!」
「本当かい!?なんてお礼を言ったらいいか…」
「それは見つかってからにしてくれや。待っとってな先生!」
女川はもうバイクが戻ってきたかのような勢いで大粒の涙を流しながら、関西弁の男子生徒の手を何度も強く握ったあと、そそくさと職員室へ引っ込んだ。
「つーわけや、お前も共犯やからな、色々手伝ってもらうで転入生」
「犯罪の片棒担ぎたくないんですけど…盗み返すって話じゃないですか…」
関西弁の男子生徒は一馬の肩を組み、漫画によくいる知的なタイプの敵幹部が浮かべるような笑みを向けてきた。
「作戦開始の前にまずは自己紹介やね。おれは鳩山卓(はとやますぐる)。ここに来たんは去年の冬頃やったかな、まあ仲良くやろうや」
「角田一馬です。ここに来たのは数日前です。…早速なんですけど、盗まれたものを盗み返すってことですが、だれか探し物が得意な悪魔が憑いてるんでしょうか?」
簡単な自己紹介の中で一馬は卓に尋ねる。72柱の悪魔の得意分野は多岐に渡る。音楽の才にあふれたアムドゥシアス、医療行為全般を司るブエル、弓で相手を攻撃し追い詰めるレラジェ―――これまでに知った中でもすでにバラバラで個性的だ。
一柱くらいは探し物が得意なやつもいるだろう、くらいに思っていた。
「俺の中におるんは盗みのプロ―――盗めるもんはなんでも盗むシャックスや」
「盗むことからは離れないんですね!?」
お前ツッコミのセンスあるなぁ、とだけ言い、卓は黒い羽根を伴う竜巻に包まれる。竜巻が去った場所には黒いシルクハットと燕尾服、マントをかっちり着こなし、鳥のくちばしのようなマスクをつけた怪盗風の悪魔が凛と立っていた。
それでいて鼻から下には卓の面影もきちんと残されている。
モノトーンなためシンプルではあるが、洗練された美しさとどこか品のようなものも見える。
「かっこいいなあ…いいなあ…」
「お前変身後になんか不満あるんか」
一馬が思わず感嘆の声を漏らすと、すかさずシャックスが質問してくる。
「服装は古い通り越して何世紀前だって感じだし、馬の耳とか尻尾とかは逆に可愛すぎるので…」
「馬かてかっこええやん。最近やとトレジャーシップとか。それに案外見慣れたらかっこよく見えてくるで」
「そういうもんすかね…」
「何事も慣れや」
なぜ高校生が競走馬についてくわしく知っているのかはおいておくことにして、一馬は卓、もといシャックスがどんな作戦を講じているのか聞いてみることにした。
「作戦って言いますけど、まさかバイクを盗み返すとかですか?それはそれで警察の邪魔だし自分たちもあらぬ疑いかけられる気がするんですけど」
「あほか、ちゃうわ。今回の場合盗むのは情報や。それとなーく情報を得て、それとなーく犯人に接して、そんで通報して、あとは警察の仕事や。手は汚れんし感謝もされてええことずくめや」
県民性の違いだろうか「あほか」に少しだけ腹を立てつつも感心する一馬。シャックスは盗めるものはなんでも盗むと言っていたが、どうやら物品に限ったことではないらしい。
「あんま遅くならんうちに取り掛からんと。15分後に校門前でええか?」
「わかりました」
この約束を快諾した一馬は、一度着替えにいそいそと自室へ戻った。
さっと着替えて校門へ向かう途中、一馬は簡素な花束と縦に細長い不思議な形のスーツケースのようなものを持った翠に出会った。
「この間は助けてくれてありがとうございました。…それ、ハナコのお墓に?」
「まあね。仕方なかったとはいえ、トドメさしちゃったのあたしだからさ。毎日お墓参りしてるし、週1日は花もそなえてあげてるんだ」
狩人の悪魔の力を開放し戦っているときでなければ、翠はサバサバした、優しい先輩だった。一馬は彼女の後をついていき、ともにハナコの墓に手を合わせる。少し丸まった背中が二つ、夕方の木漏れ日を受け止めていた。
これから縦浜市のアーチェリークラブで練習があるという翠とともに校門へ向かうと、すでに卓が待っていた。
「遅くなってすみません!」
「それはええけど…なんでお前までおんねや、狩野」
「途中で会ったから一緒にきただけだけど…あんた後輩危ないことに巻き込んじゃだめだからね」
「わーっとるわ」
軽口は叩きあうものの険悪ではない様子を見るに、二人は同学年なのだろう。そうこうしているうちにバスが来て、それぞれ離れて座席に座る。一馬もとりあえず卓の隣に座った。
バスと電車を乗り継ぎ、盤馬市内最大の駅である盤馬駅に着いた一馬と卓は、改札を出て早速バイクがたくさん停まっている高架下に向かった。
大きな駅なので駐輪場は駅周辺のいたるところにあるのだが、如何せん停めるのにはお金がかかる。駐車場とそれを運営する母体にもよるが、高いところでは一日500円近くかかるところもあるという。なので少しばかりバイクを停めておきたい場合、よくないことと知りつつこの高架下に停めておくオーナーが多いのだ。
「もうすでに警察の方何人かいますね…」
「まあ防犯カメラもあらへんし、犯人の狩り場の可能性もあるんやろな」
実際一馬の言う通り、2、3人の若い警察官が高架下周辺をうろついている。手に持つバインダーに挟まっているのはおそらく捜査情報だろう。
「まずはあの警察官から必要な情報を盗む。よう見とき」
再び一馬の目の前に現れたシャックスは、マントから無数の黒い羽根を飛ばす。よく見るとマントそれ自体も大きな鳥の翼に変わっていた。
警察官が煩わし気に黒い羽根を振り払うとそれはシャボン玉がはじけるかのように消える。
「あの羽根に触れた人間が持っとる情報は全部俺の頭の中に入るんや…さすがに色々いい情報持っとるな」
「まさかもう犯人に近い情報盗めたんですか?」
「いや、さすがにそれはないな。そもそも捜査が難航しとるって話やったし。でも被害の発生した場所の詳細と、防犯カメラがどこにあるかはわかったから、本格的に作戦開始や」
シャックスは一度変身を解くと、道路を挟んだ向かいのコンビニへ走る。程なくして何枚かコピー用紙を持って戻ってきたが、そこに印刷されていたのは駅の東側とその周辺の地図だった。
「高架下の警察官ら、ここも警戒しとくに越したことないって理由で立ってるだけや。ここでの被害は出とらん」
卓は赤いボールペンでバイクが盗まれる被害の出た場所に〇をつけていく。コンビニや郵便局、人家の玄関先など、少しくらいの用事なら鍵をかけずに放置してしまうことが多いだろう場所が中心だった。そういえば女川のバイクもコンビニに寄った数分の間にやられたと本人が言っていたことを一馬は思い出した。
「で、青い〇は防犯カメラの類の位置や」
地図には無数の青い〇が描かれる。盤馬市はもともとそこまで治安が悪いわけではなかったが、3年ほど前を境に少しずつ犯罪が増え始め、それに伴い市街地の防犯カメラの数も年々増えていた。
「防犯カメラを見張る、ってことですか?」
「逆や」
一馬の問いを卓はすぐさま否定する。
「わざわざカメラに映りに行くあほおらんやろ。逆にカメラのない場所を見張るんや」
「あ」
確かに自分から足がつくようなうかつなことをする犯人は、気が動転しているとかでもない限りいない。さすがにこればかりは自分があほだと一馬は反省する。
「俺は駅東3丁目行くから、お前は2丁目見張ってくれや」
「わかりました」
二人は一度分かれて、それぞれの目的地へ向かった。
盤馬駅の西側にはオフィスビルや大学、大型商業施設が立ち並ぶが、東側は西側ほど華やかではない。立派な駅ビルを通り過ぎれば、ものの5分で住宅街が姿を見せる。各家庭のプライバシーにも関わってくるからか、市で設置した防犯カメラは西側よりはるかに少ない。
盤馬駅周辺で過ごすにしても大体西側で、東側にあまり来たことのない一馬は地図とにらめっこしている。単純に土地勘がないのもあるが、こうしていれば「道に迷った人のふり」もできるのではないかと踏んでのことでもあった。
住宅街のためか道幅も大きくなく、それもあってか自転車やバイクがとても多い。すでに細い道に若者が乗るバイクが入っていくのを2台ほど見ているので、抜け道でもあるのだろう。
そのくらいに思っていたその時だった。
「…んん!?」
一馬の目に入ったのは、明らかに郵便局員ではない、ちゃらんぽらんな風貌の若者が運転する郵便バイクが、先ほどバイクが2台入っていった細い道に入っていくところだった。これはもしかするかもしれないと思い一馬はバイクを追うが、土地勘もない上に相手はバイクのため見失ってしまった。
ひとまず事前に教えてもらっていた卓の番号に電話をする。
「…もしもし、角田です」
『おう転入生か。あのあと3丁目で情報収集してたんやけど、あの辺ちょっと前に不良グループ同士の抗争があって、負けた方がバイクだけ取られたんやて。いっそ金とられた方がマシやったーって負けた方えらい落ち込んどるらしい』
「そのバイクがらみなんですけど、明らかに盗んだ郵便バイクで細い路地に入っていく不良っぽい人見たんですよね」
『よっしゃ、そのままその路地進んで、開けた場所出たらまた連絡くれるか?』
「はい」
一馬はそのまま細い道を、地図を見つつ開けた場所を目指し進んでいった。
「これ工場跡か…?」
地図で見た細い路地につながる空き地は町工場の跡地だった。工場がたたまれてだいぶ経っているのか建屋は荒れ放題で、雑草もなんだかよくわからない木も生え放題だ。そこにたくさんのバイクが雑に停められており、ここが犯行グループの根城であることを物語っている。
死角になる位置に隠れて再度卓に連絡を入れると、3分もしないうちにシャックスの姿で現れた。
「早くないです!?」
「長時間とかホバリングとかは無理やけど、一応鳥の悪魔やから飛べるねん。ほんで今から警察呼ぶから、一応お前も変身しとき。こっからは警察官のサポートや」
卓もといシャックスが110番をしている間に一馬も悪魔の力を解き放つ。狭くて角が邪魔だが割り切るしかない。
20分くらい経ったかどうかというところで、パトカーが3台町工場跡に到着する。雑に停められたバイクがすべて盗品であることを確認してから、警察官が7~8人工場建屋に突入していった。それと同時位に抗争でテッペンを獲ったと思しき不良グループが蜘蛛の子を散らすように建屋から散り散りに逃げ出した。
「逃げられると思っとんのか」
シャックスが鳥の羽に変わったマントから、情報を盗む時とは違う、やや濃い青色をした羽根を飛ばす。
「なんだこれ、目が回って…」
「うげっ気持ち悪りい…!」
青い羽根に触れた不良たちは揃いもそろって眩暈を訴え地面に倒れこみ、足をばたつかせている。
「今のもなにか盗ったんですか?」
「平衡感覚をちょっとな。ものよりは相手の思考や感覚を奪うのがシャックスの本分や。まあ返してやろうと思えばすぐに返せるんやけどな」
倒れこんだ下っ端に「ったく何やってんだよ!」と吐き捨てながら、リーダー格が自分のバイクで逃げようとエンジンをかける。流石にバイクで逃げられては感覚を奪う羽根も間に合いそうにない。
「(考えなきゃ…考えろ…!)」
この場面で音楽家の悪魔になにができるか知恵を振り絞るアムドゥシアス。今の自分にできることは音楽で生き物の気分や体調に働きかけることだ。
―――これは植物にも通用するのだろうか。
ものは試しにと植物に聞かせるクラシックとしては定番の、モーツァルトの曲を奏でる。その瞬間雑草が目を見張る速さで伸びていき、大型バイクの車輪に絡みつく。
「やべっ前輪が動かね…ぎゃっ!」
哀れリーダー格もそのまま地面に投げ出され、御用となった。
「通報してくれたのはあなたたちですね。ありがとうございました。私は盤馬駅前交番の大上(おおがみ)です。…にしてもよくこんな場所見つけましたね」
「たまたまやて」
大上と名乗る女性警察官が変身を解いた一馬と卓に丁寧に謝辞を述べる。
「被害に遭ったバイクの種類がバラバラ過ぎて、何が目的がわからなくて操作が難航してたんですが、犯人も捕まりましたし、そのあたりもいずれはっきりするでしょう」
御用となった不良グループの面々は、警察官に必要以上の抵抗をすることなく歩いている。平衡感覚はシャックスに返してもらえたようだった。
「またこの件でなにかあれば後日連絡があると思いますので、今日はもう大丈夫ですよ。暗くなってきてるし、補導されたくないでしょう?」
ふとスマホで時間を確認すると20時を回ろうとしていた。流石に北盤馬駅から学園までのバスの本数も減ってくる時間だし、何より補導はご勘弁願いたかった二人は後のことを警察の面々に任せ、工場跡を後にした。
背後からまだ少し元気のある不良のリーダーと警察官のやり取りが聞こえる。
「なんでこんなにバイクばっかり盗んだんだ?」
「頼まれたんだよ!バイク1台につき20万渡すっていわれてなあ!」
―――どうやら裏で糸を引く人物がいるらしいことが伺えた。それにしても新品でもないバイク1台に6桁台の金額をポンと出せるような人間がどこにいるのだろうか。不可解な部分が残るまま、悪魔たちの仕事は幕引きとなった。
「…なあ、お前は編入すぐ決めた方か?」
帰りのバスの中で唐突に卓にその話題を振られた一馬は戸惑うも、「すぐっちゃすぐですけど、一応ちゃんと家族会議はしました」と答える。
「俺もすぐ決めたっちゃ決めたけど、今になって後悔しとんねん。もともと関西の方の高校で野球部やっててな、高校野球界の盗塁王ってもてはやされたし、1年でレギュラーにもなれた。それでやっかまれて、物理的な嫌がらせもあったんや。全く気にならん訳やなかったし、シューズとか隠されて親にもそれなりに迷惑かかったから、逃げるように編入したけど…でもプロ入りしたきゃ高校野球で結果残すことが一番の近道やろ?俺進路どないしたらええんやろな…」
皆が皆前向きな理由で五星学園に来たわけではないことも思い知らされる一馬。
卓に対してもそうだが、そういった生徒に対してこういう場面でどう接したらいいだろうか。編入数日でこの問題に直面するとは思わなかった一馬は、終始バスの中で自問していた。
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ソロモン72柱 序列44番 シャックス
30の悪霊軍団を率いる地獄の侯爵。シャクス、スコクス、シャズ、シャンとも。
しわがれた声で話す野鳩ないしゴイサギの姿で現れ、馬や金品だけでなく五感も奪うことができるといわれる。盗んだものを返却する気はあるのだが1200年後である。
財宝を探し当てたりよき使い魔を与えてくれたりもするが、魔法の三角形の中にいないと嘘ばかりつくという。
鳩山 卓(はとやま すぐる)
一馬の1学年上で関西出身。編入前は野球の強豪校におり、1年生でのレギュラー入りも経験しており、高校野球界の盗塁王としてもてはやされた。それが原因で周囲から嫉妬され物的被害の及ぶ嫌がらせもあったため、逃げるように編入したが少し後悔している。
上記のシャックスが憑依しており、必要に応じ鳥の翼になるマントを羽織った怪盗のような姿に変身する。マントから飛ばした羽により相手の持つ情報や感覚を奪う力を持ち、また奪ったものは返そうと思えば1200年といわずすぐ返すことができる。
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