第23話 ホープ・クラッシャー

 テロリストと蛇人達を滅殺し、何とか一つ目のフォースフィールド発生装置にC4爆薬を設置する事が出来たウィリアムとイリアは、次は二つ目――塔から南に位置する装置の元へ向かった。


 周囲はもう深夜ということもあり非常に視界が悪く、闇に生きる魔王軍サタリードの彼らでさえ、漆黒の闇の中に潜み蠢いている“戦場の恐怖の化身”に怯えている者も居た。

 しかしその一方で、灯火一つ無い夜の闇に対処する為に、赤外線画像と画像増強を組み合わせた画期的な暗視技術“フュージョン方式”を採用したナイトビジョンゴーグルを持参して来たウィリアムとイリアは、これまでの作戦行動で殆どそれを使用せず、逆に夜の闇に身も心も同化して、敵の目を避け、時には命を奪っていた。


 殺す為に戦いをするか、戦う為に殺しを行うか……

 その違いこそが、きっと二人と彼らの戦場でのを生んでいるのだろう。



 そんな二人は、切り取られた異界の草原の中を迷う事なく前進し、決して物音を立てず幽霊の様に移動する。

 そして蛇の様な、魔獣の様な、あるいは人間の殺戮本能そのものかの様な、鋭い殺気をその眼に秘め、標的へ段々と接近していく……


 するとその道中、イリアからみて11時の方向にある木から、大きないびきが聞こえて来た。

 野獣のそれよりも下品で汚いそのいびきは、彼女の生理的嫌悪感を煽ったが、彼女の身体はそれを無視して静かに前進を続けた。


 声の主が視認出来た。どうやら歩哨のオークが樹木にもたれて居眠りをしているようだ。

 周囲を確認すると、眠りこける彼の傍らを彷徨くスケルトン1体以外に、脅威は見えなかった為、イリアはウィリアムにある提案をした。


「ねぇウィリアム。あの居眠り中のオークを尋問して、この先の装置の警備の数を吐かせるのはどうかな?」

「なるほど、良い案だ。

では、俺はあの間抜けそうな骸骨を黄泉に送る」

「流石、話が早くて助かるよ。

それじゃ、頼んだよ相棒」


 ウィリアムは夜の草原をぶらぶらと歩くスケルトンの頭蓋に素早く照準を合わせ、AKのトリガーガードにその指をかける。

 そしてイリアがオークがもたれて眠る木のすぐ後ろまで接近したタイミングで引き金を引き、スケルトンの空虚な頭部を破壊。


 ガサッという仲間の倒れた音で目を覚ましたオークであったが、既に彼の喉元には、イリアから鋼鉄の刃を突き付けられており、彼は起きて早々、恐怖という名の冷水を浴びせられた。


「イノブタ野郎、この先のフォースフィールド発生装置の警備の詳細を言え。

言わないなら、冥府より酷いクソ地獄に送ってやる」


 イリアはナイフの刀身をオークの気管支に軽く当てて脅迫し、オークはそれに恐怖したのか、ものの2秒足らずで情報を吐いた。

「ウ、ウェアウルフソルジャーが3体、グールが4体

、そして俺と同じオークが1体の計8体だ!

じょ、情報は吐いたぞ! 頼む! い、命だけは勘弁してくれ……!」


 どこまでもヘタレなイノブタだなと思いながら、彼女はオークの首に刃を刺し込み、そのまま右に引いて喉を切り裂き、絶命させた。

 そしてウィリアムに警備の情報を伝えると、ウィリアムは警備の数の多さに顔をしかめ、舌打ちをした。


「思ったよりも多いな……人間の兵士が居ない事が不幸中の幸いだが……」

「なに、重火器が必要になる大型モンスターも居ないし、銃とナイフさえあれば、十分対応可能な範囲だよ。

まぁ、とは言え奴ら力は強いから、近接格闘となったら少し面倒だけどね……」


 イリアからの情報を脳内で整理しながら、ウィリアムは彼女と共に再び前進。

 高い吸音性能を持つ戦闘靴タクティカルブーツと動作音減音魔法によって足音を少しも立てずに素早く進み、標的の装置を目指す。



 夜の茂みを慎重に、尚且つ迅速に掻き分けながら進んでいくと、巡回する複数の魔物の向こうに黒い柱の様な物が見えた。装置ターゲットだ。

 岩の影に隠れながら、ウィリアムは全ての警備の位置を双眼鏡で確認し、その間イリアが彼を援護カバー、周囲を警戒する。


 イリアが吐かせたオークの供述通り、装置の周囲にはウェアウルフソルジャーが3体、グールが4体、そしてオークが1体の計8体の警備が居て、前方にはグールが2体、その右側面にはウェアウルフソルジャーが1体、それぞれ睨みを利かせている。


 ウィリアムはイリアに『あそこのウェアウルフソルジャーを殺れ』と手で合図し、自身は前方の2体のグールを排除するべく手前の低木まで躍進。

 左の1体がそっぽを向いている隙に、右の1体の方へ鉛弾を2発叩き込み、文字通り腐敗した脳を吹き飛ばし、間髪入れずに左のグールに照準を持っていく。


 グールが後ろへ振り返り、仲間の死体が視界に入った刹那、亜音速のライフル弾が喉に突き刺さり、続いてもう1発が頬骨を突き破って体内に侵入し、顔の右半分をえぐる。

 声帯を撃ち抜かれ、声を奪われたグールの抉れた頭に、ウィリアムは落ち着いて狙いを定め、引き金トリガーを引いて射撃。頭部を完璧に破壊した。


 同じ頃、イリアは右側面のウェアウルフソルジャーの背後にいた。

 標的が歩みを止めたタイミングで、ここぞとばかりに後ろから襲い掛かってナイフ攻撃アタック

 首の固い筋肉の中で比較的柔らかな側面を狙って刃を深く突き刺し、勢い良く引き抜いた。 

 鮮血を吹き出して死ぬ人狼兵士を、イリアは音が立たないようにそっと地面に置くようにして倒し、銃を構え直して再び進んだ。


 すると、1体だけ孤立しているグールが、同胞と人狼の血の匂いに釣られて、古臭くボロい手斧を片手に二人の方へ接近してきた。

 と言っても、二人の存在に勘づいたという訳では無く、単に匂いのする方へのそのそと近付いているだけなので、二人にとっては鴨のそれよりも遥かに撃ちやすい獲物だ。


 イリアは孤立したグールが自身に背中を向けたのを狙って、最大の急所である心臓を狙い1発射撃。

 大口径の9mm特殊消音ライフル弾が、標的の心の臓腑を穿ち、多量のよどんだ血液を激しく吐血してグールは崩れ落ちた。

 その隙を突いてウィリアムは更に奥へと前進。装置を守る魔物へ接近する。



 装置の守護にあたっていたのは、狼らしい鋭い眼光を放っている、2体のウェアウルフソルジャーだった。

 ウィリアムは先程の反省を活かし、イリアが攻撃位置に着くのを待ちつつ、彼から見て装置右側に展開している個体の眉間を木陰から狙った。


 イリアが射撃位置に着いた事を直感で感じ取ったウィリアムは、AKを発砲して5.45mmを人狼の眉間に叩き込んで一撃決殺し、そのコンマ数秒後にイリアのAS VALが見えざる火を吹き、人狼の頭に見事な紅蓮の花を咲かせた。

 夜中でなかったら、さぞかし見ものだっただろうな。とウィリアムは冷徹に目を細めた。


 人狼達が消え失せた事を確認したイリアは、慎重に装置に接近して、先程同様にC4爆弾を最適な位置へ貼り付ける。

 そしてウィリアムは残った守備の魔物を狩りに行き、夜空を文字通り脳死で眺めているグールの心臓を撃ち抜いた直後、後ろを振り返ったオークの左目に1発、鼻に1発の計2発食らわせて、イノブタの顔面を悲惨な肉塊へとした。


「あの有様なら確実に殺れたとは思うが、流石に|今のはやり過ぎオーバーキルだったな……」

 在庫の比較的少ない亜音速サブソニック弾を1発無駄にしたな。とウィリアムは眉をひそめ、周囲のクリアリングを手短に行ってから、弾倉マガジンを外してポーチに収納し、弾薬がフル装填された新しい40連マグと交換した。


 まだ数発残っているが、少人数――それも自身とイリアのみでの状況で、残弾10発以下では心許こころもとない。

 彼はAKのバナナ型の湾曲したマガジンを叩き込むと、爆弾を仕掛け終えたイリアと合流した。



「爆薬は設置完了だウィリアム。これで残り4つだね」

「良いペースだ。弾薬もそれなりに節約出来てる。

この調子なら、夜明けまでには全てのターゲットにC4を仕掛けられるだろう。

次は南西に向かう。急ぐぞ」

了解ラジャー


 二人は周囲を警戒しながら早急にその場を離れ、次の目標に爆薬を仕掛ける為南西へと向かった。


 二人が通り過ぎたそこは、血の匂いが立ち込め、八つの屍と多数の空薬莢が転がる、魔物達のと化していた。

 そしてそこには、彼らの死に場所を守る墓守はかもりさえも、誰一人として存在しなかった……


 ◇ ◇ ◇


 その後も二人は、隠密行動を徹底しながら、魔力防壁フォースフィールド発生装置周辺の警備を排除、制圧し、装置の根本にC4を設置していった。

 南西の次は北西へ、北西の次は北へ、そして最後は北東へと進み、亜人を、亡者アンデットを、そして異端の兵士テロリストを、まるで冥界からの使者の如く鏖殺おうさつし、無線起爆式の爆薬を黒い柱に設置していった。



 最後のターゲット――北東の装置にC4を仕掛けたイリアは、作業が一段落した職人の様に、手で額の汗を軽く拭い、静かに溜息をついた。


「よし、こいつで最後だ。思ったより順調に事が運んだね。

爆薬量もこの装置を確実にへし折れるように仕込んだし、起爆装置の信頼性も折り紙付きだ。装置の破壊はほぼ確実だよ。

……問題は、起爆した後かな」

 イリアは途端に険しい表情を浮かべ、手にしたC4の無線式起爆スイッチを眺めた。


「ああ。ここの装置コイツから十数メートル離れてから爆薬を一斉に起爆して、即座に離脱すれば、敵に包囲されるリスクは減らせるだろうが……

万が一連中が戦闘態勢になったら、どこかに身を潜めてやり過ごす以外無いな」

「そうだね……あの数が相手じゃ、例え航空支援があっても焼け石に水ってとこだ」



 二人は装置から約20m離れた所にある、大人二人がギリギリ隠れられる大きさの岩を遮蔽として使い、身の安全を確保してから爆破の用意をした。


「よし、それじゃ6つ全てのC4を一斉爆破する。

準備は良いね?」

「ああ、構わん。やってくれ」


 ウィリアムの了承を得たイリアは軽く頷き、起爆スイッチの無線アンテナを立てて、念波塔を守護する6つのフォースフィールド発生装置に仕掛けたC4の起爆を行った。


爆薬発破用意ファイアインザホール! 爆薬発破用意ファイアインザホール! 爆薬発破用意ファイアインザホール! 

3、2、1――」


 確実に起爆する為カチッカチッと2回連続でスイッチを押し、全てのC4爆薬を一斉に爆破。

 前方の黒い柱が爆発の衝撃力によって打ち砕かれ、砕け散った黒い石の破片の数々が、死の羽虫の群れのように周囲に飛散する。


 刹那、他5つの装置に仕掛けたC4の爆発音が、四方よもに撃ち出す砲声の如く重なって響き渡り、全てのターゲットを無事破壊したことを――魔物達にとっての希望の塔が今、消えかけの短い蝋燭に成り果てた事を知らせた。



「ターゲット破壊確認!

ウィリアム! 至急爆撃隊に指示を!」

「分かってる!」


 全ての装置を爆破、破壊したという事は、爆破時に伴う爆発音を、警備の魔物達やゲリラ兵に聞かれたという事だ。

 もしここでヘマをすれば、全てが水の泡になる――無論、自分達の生命さえも。


 ウィリアムは大急ぎで対空無線機の周波数をアルティミール空軍のAWACS――コールサイン“ケルベロス”に合わせ、通信を入れた。


「ケルベロス、聞こえるか? こちらヘルヴァイパーズのウィリアムだ」

「ウィリアム、こちらAWACSケルベロス。

問題無く聞こえている、どうぞ」

「たった今、塔を守る6つ全てのフォースフィールド発生装置の破壊に成功した!

至急、爆撃隊を向かわせてくれ!」


 その報告を聞いたケルベロスは無線越しに『フゥー!』と歓喜の叫びを上げ、ウィリアムと彼の相方――イリアに称賛の言葉を送った。

「よし! でかしたぞウィリアム! それとお前のバディもな!」

「……イリアだ。名前だけでも覚えていっておくれよ。ケルベロス」

「イリアか! 良い名だ、覚えておくよ。

何はともあれ、二人共本当に良くやった。

今回の爆撃担当、第253戦闘飛行隊“キューピット隊”の1番機と2番機を向かわせる。二人は早いとこそこを離れてくれ」

「了解」


 無線を切るや否や、ウィリアムとイリアは姿勢を低くしたまま走り出し、不意の遭遇に厳重に注意しながら、異界の草原を後にした。


 ◇ ◇ ◇


 ケルベロスがウィリアムから連絡を受けて約1時間が経過した頃、今作戦において塔爆撃のミッションを担う飛行隊――アルティミール国防空軍第427戦闘航空団隷下、第253戦闘飛行隊“キューピット隊”の1番機と2番機が、東部ガディークの空域に到着していた。


「ケルベロス、こちらキューピット1。

作戦空域に到着、状況を開始」

「キューピット1、こちらケルベロス、了解。

キューピット1、2、方位117へ針路を取れ」

「ラジャー」


 ガディーク上空の高度7200mを飛行する、2機の大型戦闘爆撃機、F-15Eストライクイーグルが、その洗練された切り欠き三角クリップトデルタ翼を翻し、右に旋回する。


 胴体下ハードポイントには4発のGBU-10ペイブウェイ、1000kgレーザー誘導爆弾を、左右主翼下には護身用にAIM-9Xサイドワインダーと、アクティブレーダーホーミング式中距離空対空ミサイル、AIM-120Cアムラームを搭載している2機は、金色の弓矢を射る天使の部隊章を背負い、ターゲットの元を目指していた。



 1番機のキューピット1のパイロット、ゴンザレス少佐が、後席のWSOウィソー――兵装システム士官のアンデルセン中尉に指示を下した。


「アンデルセン、後席そっちのレーザースイッチをセーフからアームに入れてくれ。

ペイブウェイはレーザー誘導のスマート爆弾だ。レーザーが使えなきゃ、約2万ルードの積荷にしかならない」

「ウィルコ。レーザーアーム、確認コンファーム

入れました。アームドになっていますか? 少佐」

「待ってくれ。

……よし、確認した。問題無い」


 レーザーのスイッチが問題無く入った事を確認したゴンザレスは、コクピット右側のディスプレイを兵装選択アーマメントページに切り替えて空対地戦闘A/Gコンバットページに入り、爆弾の投下設定や信管設定を行った。


 投下モードは着弾地点連続計算CCIPモード、つまり手動投下に、投下数量は各パイロンから1発ずつ投下に、そして信管は先端ノーズ後端テールの信管を作動させる設定を、4つ全てのペイブウェイに設定。



 爆弾の準備を整えた彼は、右ディスプレイを空対地A/Gレーダーの画面に切り替えてから、右に約5°旋回。

 そして念波塔をF-15Eの空対地レーダーに捉えて、塔周辺に対して集中的にレーダー波を照射開始。


 すると、ディスプレイ上に念波塔の禍々しいその外観と、塔周辺の異質な草原が徐々に徐々に映し出されていき、やがて“パッチマップ”と呼ばれる衛星写真のような地図が出来上がった。


 マップ上に映る黒くそびえ立つ塔を、“マーク0”としてマークし、ターゲットまでの距離を確認した彼は、針に糸を通すようなピンポイントの爆撃を精確に行う為に低高度へと下降するよう、僚機に指示した。


「キューピット2、そろそろターゲットへの爆撃コースに進入する頃合いだ。

ブリーフィングで説明した通り、今作戦における我々のミッションは、低高度からペイブウェイを直に叩き込み、塔をへし折るというものだ。

高度7200より、2400へ降下せよ」

「ラジャー。高度7200より2400へ降下」


 その指示の後、キューピット2と共に機首を下げて緩やかに下降し、アフターバーナー未使用時の最大推力――ミリタリー推力パワーのまま徐々に増速し、高度を下げていった。


 夜明け前の寝静まった空に灼熱の雷鳴エンジンノイズを轟々と響かせ、時折薄雲を突き破りながら、冷たい空気のヴェールをアルミ合金ジュラルミンの身体に纏い、大空を駆け下りていく。



 降下の勢いで遷音速に達しつつ高度2400mへ下降したキューピット1とキューピット2は、ガディークの市街地上空を悠々自適に飛行し、目と鼻の先にある念波塔を攻撃する為、爆撃コースに進入した。


「少佐、パッチマップ上でターゲットに目標指定カーソルTDCを合わせて下さい」

「ウィルコ。よし、合わせたぞ。ポッドの映像を確認しろ」


 ゴンザレスがTDCを塔に合わせ押し込み、後席のアンデルセンが、計器盤左側のディスプレイに映し出されるTGP――目標指示ターゲティングポッド、AN/AAQ-33スナイパーからの赤外線映像に目を向け、カメラをズームしてレティクルが塔に固定されている事を確認。


「確認しました。ターゲット視認インサイト

黒い塔をポッドに捉えました。問題無く固定されています」

「よし、ではこのまま爆撃に向かうぞ」


 そうして爆撃準備を整えたゴンザレスは、僚機であるキューピット2に今回の戦法を伝えた。


「キューピット2、ターゲットに辿り着いたら、俺達は爆弾を1発投下して一旦離脱する。お前は間髪入れずに2発目を叩き込め。

攻撃、離脱、反転、再攻撃を繰り返し、目標が倒壊するまで絶え間なく爆撃するんだ」

「了解。一番槍は頼みます、隊長」



 爆弾の投下距離まで目標に接近した2機は、編隊を解いて散開し、キューピット1が標的に第一撃を加えた。


「ペイブウェイ誘導爆弾、投下準備良し!

投下用意――投下!」


 少佐が兵装発射ボタンを押すと共に、彼の駆る黒鉄の死の大鷲から、約1tのレーザー誘導式スマート爆弾が投下され、念波塔の頑丈な外壁を破壊する為、WSOの極めて精確なレーザー照射によってペイブウェイを塔の元へと導いた。


 それは、サタリード軍の兵共つわものども勝利を成就させる希望ハートの矢ではなく、闇の塔を穿ち、彼らを絶望の淵に墜とす、破壊の矢であった……

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BLOOD MERCENARIES フランカー大尉 @raptor-T

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