クラブロイヤルの狂麗な日々
朝研(早蕨薫)
プロローグ
プロローグ
本校のクラブロイヤルをご存知でしょうね。なりたいと思ってなれるものではありません。資格があるのは宝石の中でも大粒のダイヤモンドだけでございます。オリバー王もレオネル将軍もかつてはクラブロイヤルに所属しておられました。
……考えたこともなかった? いえいえ、仕方ありません。輝かしい偉業を成し遂げた御歴々ですから、あえてその学生生活に注目することもないでしょう。
ええ、本当に沢山の方々がクラブロイヤルを謳歌し、本校を巣立っていかれました。けれど一番話題に事欠かなかったのはやはり、エドワード陛下が在学していらっしゃった時分でしょう。ええ、あのエドワード陛下もこの学校で勉学に勤しまれていたのでございます——。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます