締太鼓(座って叩くヤツ)

今回は、締太鼓について語っていこうと思います。


締太鼓にも幾つかの種類があるのですが、今回は座って叩く、直径が短いものについて語っていきます。(こんな表現でごめんなさい)


重さは体感で約7~10キロ程度でしょうか。はっきり言って、クソ重いです。


新入りの小学生達は、これを持ち運ぶ事さえままなりません。


それに加えて、1キロくらいの、通称『テレン』(台みたいなもの)を付けた状態で運ぶ必要があるので、あまりの重さに床を引きずる事も多々あります。


そして上司?先輩?先生?みたいな人がぶちギレる所までがワンセットです。


我々は練習場を借りている立場なので、そのような行為は許せないのでしょうね。


さて、叩き方に入ろうとしましたが、バチから語っていこうと思います。


座って叩く締太鼓では、大人のチームでは、通称九分(きゅうぶ)と呼ばれる長さ、太さバチを使います。


しかし、小学校低学年の子供達にとっては重いので、それよりも細くて軽い材質のバチを使います。


バチの握り方は、人差し指の第二間接と親指の腹でバチをつまむように持ち、後の指はそのまま下に添えるのが、自分の中ではベストです。主に手首で打ちますから……


打ち方は、まず、太鼓の前に胡座をかいて、肩の力を抜き、背を伸ばしながら、腕も伸ばします。


この時、体がかなり絞まっているように感じたらベストです。


次に、一気に背を伸ばしている力と、腕の力を一気に抜きます。手首の力は抜いてはいけません。


そうすると腕が勝手に落ちていきますから、後は面にバチが当たる寸前に、手首に力を入れて打つだけです。


はじめはバチが面の中央になかなか当たらないかもしれませんが、何度もやっていくと、いずれ出来るようになります。


では、続きは次の回で……

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