バチが一本の時もある
和太鼓では、副題の通り、バチ一本で演奏することもあります。
僕の所属するチームでは、 一本バチは大きく二つに分類され、
「バット」と称される、大きさ重さは木製バット並みの両手で持つバチと、
「片手バチ」と称される、長胴太鼓を叩く時のバチより、少し短いサイズのバチ
となります。
「バット」は、大太鼓や
大平太鼓(おおひらだいこ)
くらいの、サイズが大きく、直径が長い太鼓を叩く時、それも数曲(経験の中で)ぐらいでしかないです。
しかしながら、一発の音やインパクトなら、二本バチを上回っていると思います。
一本バチは二本バチと比べて叩けるスピードがかなり遅いので、「バット」の場合通常時なら、一小節に一発、無理をしても八発が自分の限界です。
重さもかなりあるので、ある程度の筋力や身長がなければ、バチに体が持っていかれます。
「片手バチ」は、一つ前の回で語ったように、主に桶胴太鼓を叩く時に用いられることがあります。
「バット」よりは扱いやすく、多少筋力が弱くても叩けて、より細かいリズムが刻めます。
通常時であれば一小節に四から八発、連打時ならば、十二発ぐらいが自分の限界です。
打ち方については、次回語りましょう。
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