第参拾玖話
最近車に乗ると、肩がだるいというか、重く感じるようになった。
会社までの通勤距離も長いし、仕方ないのかなと思っていた。
ある休みの日、一人で市街を走っていると、友人から電話がかかってきた。
近くのコンビニで停まり、友人に電話をかけ直す。
すると彼女は、今一人かと尋ねる。
もちろん一人だと返事をすると、彼女は震える声で言った。
『さっきすれ違った時に、後部座席から、あなたの首を絞めてる人が居たんだけど……本当に一人……?』
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