第弐拾捌話
仕事のお昼休み、コンビニの駐車場で休んでいると、左隣に女性の乗った車が停まった。
何気なく目を向けると、助手席には男性が乗っていた。
運転手の女性は、車を降りると鍵をかけた。
自分は、車に人が残っている時はエンジンをかけっぱなしにしているので、随分と用心深い人なんだなと思った。
どんな車に乗っているのかと改めて見ると、助手席に乗っている男性がじっとこちらを見ている。
気持ち悪いな……。
そう思い、視線をスマホに向けると、女性が買い物から帰ってきた。
彼女は、車に乗ると助手席に買い物袋を置いた。
まるで、そこには誰も乗っていないかのように……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます