第弐拾参話

テスト前になると、放課後は学校の図書館で勉強してから帰ることにしている。

静かだし、集中できる。

今日も、集中して勉強していると、あっという間に外は真っ暗になってしまった。

帰ろうと思い、司書の先生に声をかける。

すると、先生が

「あら。一緒にいた友達は先に帰ったの?」

と言った。

私は、一人で来た事を告げると

「え?いつも一緒に来てた子よ?今日もずっと隣に座ってたけど……」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る